JEFSPIRIT News

ジェフユナイテッド市原・千葉とサッカーに関するニュースと雑感記



エスナイデル監督解任 理想と現実を融合する難しさ

ついに、エスナイデル監督が解任となってしまった。

開幕して4試合、ホームでの二度の大敗を含む2分2敗の勝ち点2、21位。
このままではJ3降格の危機。
成績からすれば、止む無し。

だが、この2年半を思い返すと、寂しさもある。
レアルや、ユーべのようなビッグクラブを渡り歩いた名選手だったにも関わらず、とても人間臭い、愛すべき監督であったと思う。結果が出なかったことで、大いにサポーターからも叩かれた。けれど、J2の沼にどっぷりと嵌ったジェフに、己の指導者生命を賭けて、それこそ、「ありったけの情熱」を注いでくれた事には感謝しかない。

2年前の瑞穂を思い出せば、
悔しさと共に、貴方と一緒にJ1へ上がりたかった。
その思いが募る。
残念でならない。


2年半前、エスナイデル監督が就任したとき。
ジェフが彼に求めたのは、攻撃的な姿勢をチームに植え付ける事だった。

前任の鈴木監督、関塚監督時代それぞれの末期。
ジェフはボールを前に運ぶ事が出来ず、ペナルティエリアの手前で、バックパスを繰り返すようなサッカーしか出来なくなっていた。

ジェフには、特に昔を知るジェフサポには、常にオシム監督のサッカーの影が染み付いている。圧倒的な走力と、献身性。連動したアグレッシブな攻守。
堅実なサッカーは、いつの間にか退屈なサッカーと認識され、それで勝てないとなれば、不満は加速度的に募っていく。
あのサッカーは、オシム監督にしか出来ないのに、その影をいつも追っている。

そこにやってきたエスナイデル監督は、極端極まりない攻撃的なサッカー。
「ハイライン・ハイプレス」でジェフを覆っていた停滞感を拭っていった。

そのリスクの大きさは、停滞感に苛まれていたジェフサポにとっては麻薬的で。
圧倒的にリスキーではあっても、プレスで相手を狭いエリアに押し込め、高い位置からショートカウンターを仕掛けてゴールを強襲し、守りはオフサイドトラップとキーパー任せと言う、およそ「安定感」とはかけ離れたサッカーは、ジェフの新たな代名詞となった。

殴り合い上等。
優也劇場。

危ういサッカーのその先にある、「ずっとジェフのターン」の完成形。
そのサッカーは2017年8月の湘南戦で、一度はその彼岸に辿り着く寸前まで突き抜けた。
が、この試合を頂点として、ジェフは理想と現実の融合に苦しみ続ける事になった。

2017年の終盤。
システムを4-5-1の船山システムにマイナーチェンジし、ラリベイの覚醒と共に、7連勝を成し遂げたものの、監督にとっては本意ではなく。恐らくは現実的な守備との妥協の産物がもたらした連勝だったのだろう。


年が変わって2018年。
補強も順調に進み、誰もが「今年こそ」と意気込んでいた。
評論家、解説者の評価もすこぶる高く、第三者から見ても、ジェフは期待を持たれていた。

しかし。
開幕から展開されたのは、再び1年目の春に戻ったようなサッカーだった。
長谷部コーチが抜けたジェフは、再びエスナイデル監督の理想の具現化に向けて突き進んだ。

ここで、強化部とも意見の食い違いが生まれている。
高橋GMも、2018年は、前年の試行錯誤がアドバンテージとなって戦えると確信していた。

システムだけの問題ではないにせよ、
勝利を重ねたダブルボランチはアンカーに戻され、不運も重なったにせよ、ボムヨンのスピードが欠けたDFラインは、容易に裏を狙われて、退場や失点を重ね、序盤から失速をしてしまった。

既に2018年の開幕の時点で、他クラブのジェフ対策は相当に進んでいた。
そして、それと分かっていながら「自分達のサッカーをすれば勝てる」「やることはいつも変わらない」と意固地になってしまっていた。

ディエゴをはじめとした補強も、活かしきれず。
茶島も慣れないサイドバックでの起用を続けられ、思考錯誤が続く中で、2017年に活躍した清武やラリベイは、徐々に出場機会を失って行った。

そして、立て直す事が出来ないままに、2018年は14位で終了した。
得点は72得点、リーグ2位だったものの、失点も同じ72。
終盤、ハイラインを改め、「現実的な」守備に移行して勝ち点を何とか稼いだものの、「らしさ」は既に影を潜めてしまっていた。


監督交代の声も大きかったが、2019年。
ジェフは、エスナイデル監督を続投してシーズンに臨んだ。

今だから書くが、既に昨年の夏ぐらいから、続投が基本線らしいという話が伝わって来ていた。クラブとすれば、それだけエスナイデル監督に賭け、またそれまで安易に監督交代を続けて来たクラブの体質を変えようと努力していたのだと思う。

チームの広報誌「UNITED」上で高橋GMが述べていたように、
今季のテーマは、守備を改善し、J1昇格の為に現実的に勝てるサッカーを目指す事だった。
そのために、監督と何が最優先なのかコミュニケーションを重ねたのだろうし、最大限のサポートをして、リーグ戦に臨んだのだと思う。


理想と現実の折り合い。
2017年の7連勝を目の当たりにして、私自身もそれをチームに強く求めたけれども、とても難しい要求をエスナイデル監督にしてしまっていたのかも知れない。

今季、エスナイデル監督は、とにかくジェフを勝利に導く為に、自らの信念を歪めてでも、守備のバランスを意図した戦い方をしようとしていたのだろうと思う。
が、それは、同時にエスナイデル監督の良さを潰してしまう事にもなってしまったのだろう。今季のサッカーは、どんなサッカーをしたいのかやりたいことが見え辛く、焦点がボヤけてしまっていた。

現実的なサッカーへの転換を迫りながら、
片方では理想を形にせよと、求めていたのかも知れない。
もしかしたら、「ロマン」を求めていたのは、監督ではなく、サポーターではなかったか。


理想と現実の狭間で迷う間に、
迷いの無い現実的な戦い方をする、多くの競合クラブが、
ジェフの攻略法を淡々と実行して、勝ち点を奪い取っていき、そしてエスナイデル監督はチームを去ることになってしまった。


ここまで書いてきたように、ジェフは厄介なクラブだ。
攻撃的で、魅力的なサッカーで勝たなければ、不満が噴出するようなサポが居る。
J2にいつまでも留まる事を良しとしない、親会社のプレッシャーもある。
それ故に、監督交代、あるいは強化責任者の交代が繰り返され、チームの方針が二転三転し、何の積み上げも無いままに、選手を潰し、成績を下げ続けてきた。

その悪い流れを変えようと、周囲の雑音をものともせず、高橋GMや、クラブが、エスナイデル監督を守り、チーム作りを進めてきた事は、一面では評価されるべきだと思う。
ただ、如何せん結果が出なかった。
チーム作りの過程での振り返り、監督とのコミュニケーションも十分でなかった。
何故、ここまで結果が出なかったのか、それは今後しっかりと検証されるべきだ。
そして、それをチームに関わる皆と共有するコミュニケーションの場が常に設けられるべきだ。


改めて2年半、ジェフの勝利に為に力を尽くしてくれたエスナイデル監督。
もう会えないのかも知れないけれども、ありがとうと伝えたい。
J1昇格を成し遂げた時、貴方がどんな顔で喜び、選手とはしゃぐのか、見てみたかった。

今後の幸運を心から祈っています。

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第24回ちばぎんカップ vs柏 ○2-2(6PK5)

今年のオフは少し長く感じた。
昨年、昇格の可能性が消えてからも、チームからの発信は少なく、
期待の大きかった2018年が、どうして期待外れの結果に終わったのか、
その事に納得が出来ないまま、シーズンは終わり、そして年が明けていた。

オフにクラブから発信された、
高橋GM、前田社長、またUNITED誌での高橋GMのインタビューで、
一応の総括はされているものの。
そこで語られていた低迷の理由と改善策は、メンタルやコミュニケーションに方策を求めたもので、
モヤモヤとした思いを払拭するも程、具体的な内容ではなかった。

結局、いちサポーターとしては、今季のピッチで表現されるサッカーの質でしか、
何がどう変わったか、つぶさに感じ取る事は出来ない。

開幕まで一週間。
ちばぎんカップは、その意味で今季の「変化」を直接感じ取る事が出来る大切な機会だ。

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風の冷たい日立台。
入場して程なく、スタメンがレイソルの公式から先に伝わって来た。概ね予想通りのメンバー。サブまで目を通して、寿人や浩平、ベラスケスがメンバーに入って居ないことを確認する。

やはり今年のメンバーも、まず17人に入ることが難しい事を改めて実感する。

スタメンは下記の通り。
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メディアで度々言及されているように、昨年は4-3-3のアンカーシステムに最後まで拘っていたエスナイデル監督だったが、今年は少し柔軟に4-2-3-1のドイスボランチ(船山システム)を、このちばぎんから採用してきた。今後、状況に応じて使い分ける事になるだろう。

もちろん、このシステムにしたからといって、人数が増えるわけでもない。
ただ、ピッチに人を配置したときに、狙いやすい「穴」は小さくなる。バランスはいい。

試合前、自分はポイントを3つ置いて試合に臨んだ。

・チームとしての守備
・也真人が抜けた攻撃
・新戦力のプレー

これらが、試合でどう表現されるか。
試合の結果に関わらず、おそらく柏は、今季のJ2リーグを引っ張っていく存在になるだろう。その柏相手に、現時点でどの程度やれるかで、ジェフの現在位置を知ることが出来る。

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アウェイ仕様の濃いネイビーのユニに身を包んだ選手たちがピッチに散り、いよいよ試合が始まった。ジェフボールで試合はスタート。

最初のプレーから積極的に前に出るジェフ。
序盤で早くも理解出来たのは、トップに入ったアランが、予想以上に効いていること。ボールを追いかけるし、身体も張れる。身勝手なプレーが無く、周囲に気を配れる。
Jリーグに「慣れている」プレーぶり。

その少し後ろに「10番」船山がポジションを取り、右に堀米、左に茶島。ただ、この2人の位置取りは流動的で、試合の中の判断で入れ替わることもあれば、ベンチからの指示で替わる事もあった。

最初にガツッと、ジャブを当てると、柏も自らの仕上がり具合を確かめ得るように、中盤でプレッシャーをかけ、ジェフからボールを奪うと素早く前線にボールを供給していく。

柏は、4-1-4-1のシステムで、中盤の底にヒシャルジソン。右にガブリエルと、新加入のブラジル人選手を配置。他にも瀬川をはじめ、厄介なメンツが並ぶ。当然ながら、個々の技術は確かで、ヌルいプレーをすれば、その隙を衝かれてしまう。

特に目を見張ったのは、ヒシャルジソンで、ポジション取りが良い。ジェフからすれば、通したいパスのコースをしっかりとケアしていて、カットされてしまう。

派手さは無いけれども、運動量と粘り強さと、読みの良さ。。。ああ、そうか、書いていて思った。
明神の機動力を一回り上げたような感じだ。
彼がボールに寄せてくると、ジェフはなかなかタテにボールを運べない。
仕方なく、迂回してサイドに展開するものの、コースを絞られ、なかなかクロスや、シュートまでは持っていく事が出来ない。

ただ、序盤は五分五分の展開。
ジェフは、アンドリューが、中盤で相手を潰し、ディフェンスラインの裏へ送り込まれて来るボールは、増嶋に統率されたエベルトやゲリアが、快足と長いリーチで粘り強く守って、攻撃の目を詰んでいく。

一発で裏を取られるようなシーンは見られず、なかなかバランスが良い、試合への入りだった。
3週間に渡ったキャンプでの共同生活のお陰だろうか。
エベルトにしても、ゲリアにしても、去年よりもチームに馴染んでいる。

が、先に失点したのはジェフだった。
失点の直前まで、攻め込んでいたのはジェフ。
右の狭いエリアでの攻防からボールが中央へこぼれ、ゲリアが追走していく。
そのボールを相手に握られ、カウンター。

ちょうどゲリアが攻め上がって空白になったスペースを衝いていた瀬川に繋がれ、人数は揃っていたものの、シュートが増嶋の足に当たってコースが変わり、ゴールに流し込まれてしまった。
前掛かりになりすぎ、カウンターのカバーまで人が足りていなかった。
今後もあり得る、反省点の多いシーンだった。

先制点の後、レイソルは一段ギアを上げた。
程なくジェフが追いついたから、その時間帯は長くなかったけれども、「追撃戦」に入ったようだった。先制点の流れのまま、プレッシャーを強めて一気に試合を決めきる、そんな怖さを感じた数分間だった。

ジェフの同点弾はセットプレーから。
キッカーは新加入の堀米。
ショートコーナーではなく、素直なキックがエベルトの頭を捉え、強烈なヘッドが中村航輔の手を弾いてゴール。近藤、ラリベイ、指宿が抜けても、高さと言う武器が失われていない事を証明してみせた。

同点となり、試合展開は再び膠着。
柏も、ギアを戻して、シュートまで繋がるシーンがなかなか訪れない。
その代わりに、両軍とも締まった守備を見せる。

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ジェフのディフェンスラインは高めながら、柏がボールを持ったときに、囲む動作がスムーズになっている。コースを限定すると、柏は状況を打開する為に、前にボールを送り込んで来る。すると、その先ではエベルトvsクリスチアーノ、ゲリアvs瀬川をはじめ、そこかしこで局地戦が展開される。
クロスを上げさせない、シュートを撃たせない、攻防は見応えがあった。

その一方、回数は多くないとは言え、ミスから決定機を作られる事もあった。事なきは得たものの、守備の課題は依然として残っているようだった。ただ、そうしたシーンの回数は減っている。
両軍ともスコアは動かせず、じりじりとした展開で前半は終了。


後半に入り、柏は長身で身体能力も高い、オルンガを前線に投入。
外国籍選手4人が同時にピッチに立った。

開始早々に危ないシーンを迎えたものの、これを凌ぐと、後半、ペースを握り続けたのはジェフだった。
柏は、若干、イメージしていたよりもプレースピードが遅い。
新加入選手も多く、キャンプでの疲労もあるだろう。監督も去年から何度も変わっている。攻守にオートマティズムが浸透するのは、もう少しかかりそうな様子だった。

ジェフは、プレッシングからのボール奪取、ショートカウンターの流れがハマり始める。
決定的ではないものの、ジャブを打ち続けているので、ピッチの近い日立台、ジェフの選手が目の前までやってくるシーンが増える。

そうして迎えた55分、バックスタンド側からの堀米のCK。
今度はアランが身体を伸ばして押し込み、ジェフが2-1とリードする事に成功した。
攻守に良い動きを見せていたアラン、得点まで奪う事が出来て、素晴らしいスタートになった。

その後も、セットプレーを織り交ぜ、ペースを握るジェフ。
キッカーも、堀米だけでなく、アランや、船山も蹴り分けてバリエーションを見せる。
ここまでの展開、後半30分手前まで、テンポ良く戦えていたと思う。

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柏よりも交代は遅かったが、68分にアランから、クレーベに交代。
前評判、実績からすれば、アランよりもクレーベなのだが、さて。
ピッチに入るとアランとの違いは、アランが前線からのプレス、ピンチのときに戻ってのディフェンスにも精力的なのに対して、クレーベは、ボールが無いときの動きが少ない。

なので、後ろの選手は、アランが前に居るほうが楽だ。

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クレーベは、ボールが届きさえすれば、違いを見せる。
長身をいっぱいに伸ばして、ボールをスペースに叩き落す。
ポストプレーが合わず、彼がイラ立ちを露わにするシーンもあったけれども、周りを活かそうとしているのは見て取れる。

今日のところは、顔見せ。
まだまだ、コンビネーションはこれからの様子だった。

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時間が進み、逃げ切りも視野に入ってきたところで、
エスナイデル監督は船山を下げて新井を投入し、3バックへとチェンジ。
そのシステム変更が原因ではなかったが、最終盤に綻びが出た。

87分。今度は左を崩されて、折り返され、優也が前に弾いて、クリスチアーノに押し込まれてしまった。同点。そして複数失点。詰めの甘さはリーグ戦では命取りになる。

そして、ロスタイムに入ろうと言うところで、物議を呼ぶプレー。
柏が放り込んだ前線へのボール。
微妙な位置の、そのボールへ、優也がクリアに突っ込み、オルンガ、新井ごと吹っ飛ばしてしまう。オルンガは、そのまま負傷退場。果敢な飛び出しは、優也の持ち味、ジェフの守備の特徴ではあるけれども、大きな怪我に繋がりかねないプレーは本意ではない。

このプレーについては、退場でもおかしくなかったと思う。
オルンガ選手の軽傷を祈ると共に、優也にも、相手を怪我させないようなプレーをするにはどうすべきだったか、考えをめぐらせて欲しいと思う。


試合は結局、2-2のままドローで終了。
柏側のPK戦で、優也へのブーイングが響く中、6-5でジェフが制して、久しぶりの勝利となった。


さて。

・チームとしての守備
・也真人が抜けた攻撃
・新戦力のプレー

振り返ってみると、それぞれに収穫のある戦いだった。

・チームとしての守備

 ドイスボランチのバランスが良い。
 プレスに行くタイミングが整理され、連携してボールが刈れていた。
 ラインは基本的に高いものの、状況に応じて下げて使い分け出来ていた。

・也真人が抜けた攻撃
 
 也真人の運動量とアイデアの穴は埋まっていないが、新戦力が新しい可能性を見せた。

・新戦力のプレー

 アランが中央で起用され、予想以上にフィット。前線の攻守をリード。
 堀米のドリブル突破、セットプレーが既に武器になっている。
 「高さ」は失われてはいなかった。

新戦力が2人とも、印象あるプレーを見せたのは非常に良かった。
クレーベも、フィットしてくればやってくれるだろう。
ただ、彼の場合は闘争心をコントロール出来るかどうかが問題で、それだけが心配。

短い時間の出場だった新井、
今日は出番の無かった田坂、ベンチ外の、寿人やベラスケス。

彼らも、エスナイデル監督のこれまでの2年間をみていれば、絶対に、どこかで使って来るのは間違いない。そこは、これから先の「伸びしろ」としておきたい。

一方で課題も。
試合全体を振り返った時、相手の守備陣を連携して崩したシーンはほとんど無かった。コーナーキックを奪うところまでは攻め込めても、シュートを撃てなかった。

ボランチ2人が、もう一歩前に出られるシーンが増えれば、攻撃の選択肢も増え、相手も守り辛くなり、スペースも空くと思う。
相手が柏と言う事もあって、今日は課題の守備改善を優先して試合に臨んだのだろう。
次のステップとして期待したい。
アンドリューだけでなく、矢田旭は、もっと目立てるはずだ。


ここまで、練習試合でなかなか勝てなかった今季のジェフ。
リーグ戦に向けて、強敵の柏に、手応えを感じながらPK戦とは言え勝利を収めることが出来たのは、心の持ちようの面で、大きな意味を持つだろう。

この手応えを、自信に変えていけるよう、あと一週間、コンディションを整えて開幕戦に臨んで欲しい。

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今シーズンを戦い抜いたとき、カップではなく、リーグの戴冠ができるように。

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沖縄キャンプ 1月15日(火)〜2月3日(日)公式レポ

沖縄キャンプ(2019/1/15〜2/3)、
公式ホームページのレポートへのリンクです。

キャンプ全日程、無事に終了。
南城市の皆さん、ありがとうございました!

1月27日(日) 休養日


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2019シーズン展望

沖縄キャンプも終盤戦に突入。

高橋GMが言及していたラストピースとして、クレーベも合流。
今季の陣容が固まったので、今季の戦力と、予想布陣、課題について書いてみようと思います。


選手の出入りは下記の通り。
(昨シーズン中に期限付き移籍し、今季ジェフに所属しない選手は除く)


<選手の入れ替わり>

2018年シーズン終了時 → 2019年シーズン(2/2時点)

GK 4人(1人) → 4人(0人)
DF 9人(2人) → 8人(3人)
MF 11人(1人) → 11人(0人)
FW 5人(1人) → 5人(2人)

計 29人(5人) → 28人(5人)
※カッコ内は外国籍選手

OUT

GK ディエゴ
GK 高木和
DF 近藤
DF 溝渕(期限付き)
DF 杉山(期限付き)
MF 町田
MF サリーナス
FW 清武
FW ラリベイ
FW 指宿


IN

GK 相澤
GK 鈴木
DF ベラスケス
DF 新井
MF 田坂
MF 堀米
FW 佐藤寿
FW アラン・ピニェイロ
FW クレーベ・ラウべ・ピニェイロ


人数は、ほぼ変わらず。
昨シーズン終盤の主力では、DF近藤、MF町田、FW指宿が退団。
代わって、課題の守備を補う存在として、ベラスケスが入団。
FWには、18年ぶりのチーム復帰となる寿人、ヴェルディで活躍したアラン、そして前線の核となるべくクレーベを獲得。


<予想布陣 4-3-3>

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ここまでのTGでは、昨年をベースに4-3-3が多く採用されている模様。
ポジション毎に割り振ると、各ポジションとも、激しい競争が今季も見込まれます。

■ゴールキーパー 佐藤優、大野、鈴木、相澤

佐藤優を軸に、大野が正GKを窺う形。
一昨年のオヘーダ、昨年のディエゴ獲得からも、佐藤優のパフォーマンスが十分と考えては居ないものの、特殊な戦術に適応できるGKの獲得が難しいと考えたか、正GK候補の補強はなし。鈴木選手は、これから戦術への適応次第。
DFラインが多国籍軍になりそうなので、コミュニケーションが昨年以上に大切に。

■センターバック エベルト、増嶋、鳥海、ベラスケス、新井

DFリーダーの近藤が抜け、再構築中。
課題の守備強化には、新外国籍選手・ベラスケスに期待。
一昨年のボムヨン退団以来、スピード不足が課題なので、ベラスケス、新井が、そこを補える選手であってほしい。
ただし、ベラスケスはベネズエラ代表で、代表召集の恐れも。

■右サイドバック ゲリア、田坂、山本真

昨年終盤にポジションを掴んだゲリアと、田坂が競う構図。
田坂、山本真は、右ウイングや、右のインテリオールでも出番があるだろう。

■左サイドバック 下平、乾

昨年夏に補強され、完全移籍となった下平が筆頭。
乾は、守備面の課題がまだ解消されていない。

■アンカー(中盤の底) アンドリュー、勇人ら

チームの心臓。攻守の要。
現状ではアンドリューと同じレベルでこなせる選手はいない。

■インテリオール(中盤の内側上がり目) 矢田、小島、工藤

基本は、矢田と小島の組み合わせだろう。茶島も候補。
彼らが、如何に得点に絡めるかが、今季得点力をどれだけ維持できるかの鍵。

■左ウイング 為田、アラン・ピニェイロ、本田

為田で無風かと思われたが、
アラン・ピニェイロの加入で2人のポジション争いになりそう。
他に、矢田、堀米、場合によっては乾がここで使われる可能性もある。

■右ウイング 茶島、堀米、(船山)

也真人の穴は、茶島が埋める事になりそうだ。
堀米は、茶島、為田とポジションを争い、
最初は途中出場で流れを変える役割になるかも知れない。
クレーベの加入で、船山が両翼のどちらかに流れる可能性も出てきた。

■フォワード 船山、寿人、クレーベ、大悟

昨年の布陣を踏襲するなら、船山を頂点としたゼロトップだが、クレーベを新たな軸に据えるなら、船山が左右どちらかのウイングにポジションを変える事になるだろう。

ただ、船山をサイドに置くと、良さが十分に発揮できない。
クレーベと船山を共存させる為に、システムを4-2-3-1にする現実策を、エスナイデル監督がシーズン最初から選択肢としていれば良いのだが。

寿人への期待は大きいが、3月で37歳。全盛期は過ぎている。
どうしても点を奪わなければいけないとき、切り札として使う事になるだろう。
年齢以上に動けるのなら、先発型の選手だけにスタメンで起用したいところ。


<予想布陣 4-2-3-1>


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クレーベ、船山を中央で起用し、
ボランチを2枚にするオプションはこんな感じ。
柔軟に選択できれば良いのですが。


<基本的な戦い方>

昨年終盤4試合をベースになるのでは。

守備の重心をやや下げてスペースが生まれるリスクを管理。
プレスでボールを奪い、ボールを細かく繋いでシュートチャンスを窺う。

昨年は、相手にペナルティエリアを固められると、スピードダウンして、ボールを回しているうちに失ってカウンターを喰らうシーンが多く見られた。

そうならないよう、今季はスピードアップして攻めきるクセをつけたい。
クレーベ、アランの「個」の力が、その為の鍵に。

重複するけれども、守備はトータルで改善を。

 ・ 単純なハイプレスから、プレスをかけるルールをより明確にした
   バランス重視のミドルプレスへ
 ・ ベラスケスら、個人能力での改善(足の速さと、読み)
 ・ 現実策としての4-2-3-1(ドイスボランチ)の併用

これらを徹底して、

「信じられないようなミスからの失点」
「サイドバックの裏が完全にフリーになっている」

そんな失点シーンは、今季はなくして欲しいもの。


<シーズンを通して>

高橋GMのインタビューにあるように、開幕から5試合が特に重要。

ここで今季を戦える自信をつけて、
夏場以降も昇格レースに留まりながら、シーズンを戦いたい。

年齢構成が高いジェフは、例年以上に夏場が山。
特に、琉球、鹿児島の連戦が真夏に組まれ、スケジュールも苦しい。


他クラブに目を向けると、本命は柏。
監督、選手構成とも、J2に落ちるようなチームではないチームがやって来てしまった。
彼らを軸に、降格組の長崎、一昨年の降格組の新潟、大宮、甲府など、例年以上に力のあるチームが多い。


「自分達のサッカーをすれば勝てる」と言い続けた昨年は14位。
この順位は、相手のジェフ対策が進んだ結果。
カモられた。

今季は、自分達のサッカーをやる為に、「相手の良さを潰す」事も必要だし、
現実的に勝ち点をもぎ取る為のサッカーもやらなければならない。

それが出来ずに、エスナイデル監督があくまで、
現実の成績を無視して、理想に拘るのならば、
シーズンの早い段階での監督交代や、J3降格もあり得るし、
その危機感はチームとして持っていなくてはならないと思う。

もちろん、そうならない為に、「理想」を抱きながらも、
一試合一試合、「現実」を見据えたサッカーで勝ち点を稼ぎ、
チームとして成長しながら、昇格の可能性を残しながら、シーズン戦い抜ければいい。
チームの為にも、サポや、応援する人の為にも、監督自身のためにも。


エスナイデル監督の3年目が実り多きものとなるように。
サポーターも、厳しい目でチームを見つめ、
一戦、一戦、一体で、全力で、スタンドから良い空気を届けたいもの。

良いシーズンにどうかなりますように。

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2018-2019シーズン ジェフ千葉 契約更改状況まとめ

2019/1/28現在の契約更改状況です。
GDエストリル・プライア(ポルトガル)から、ブラジル国籍のクレーベ・ラウべ・ピニェイロ選手の期限付き移籍での加入が新たに発表されました。背番号は、9番です。

新体制発表の模様が、J's GOALにアップされています。(会見1)(会見2
現在、チームは沖縄キャンプ中です。

 <2018シーズン所属 監督・選手動向>

 監督 フアン・エスナイデル → 2018/11/27更改 (2017シーズンより3年目)

GK 1 ロドリゲス → 2018/12/4退団 アルゼンチン1部ロサリオ・セントラル(期限付き移籍満了)
GK 23 佐藤優也 → 2018/11/30更改
GK 29 高木和徹 → 2018/11/23退団 J1清水(期限付き移籍満了)
GK 31 大野哲煥 → 2018/12/6更改

GK 岡本昌弘 → 2018/12/22発表 J2愛媛(期限付き移籍延長(2018〜)/公式戦対戦可)
GK 山本海人 → 2019/01/08発表 J3熊本(完全移籍) 

DF 2 ゲリア → 2018/12/5更改
DF 3 近藤直也 → 2019/01/06退団 J2東京V(完全移籍) 
DF 4 エベルト → 2018/12/28更改
DF 5 増嶋竜也 → 2018/12/18更改 J2柏(期限付き移籍延長/公式戦対戦不可)
DF 15 溝渕雄志 → 2019/01/08発表 J1松本(期限付き移籍)
DF 16 鳥海晃司 → 2018/11/30更改
DF 28 乾貴哉 → 2018/12/14更改
DF 32 杉山弾斗 → 2019/01/10発表 J3富山(育成型期限付き移籍) 
DF 49 下平匠 → 201812/21更改 J1横浜(完全移籍)

DF 岡野洵 → 2018/12/19発表 J1大分(期限付き移籍延長(2018〜)/公式戦対戦不可)

MF 6 山本真希 → 2019/01/07更改 
MF 7 佐藤勇人 → 2018/12/3更改
MF 10 町田也真人 → 2018/12/17退団 J2松本(完全移籍)
MF 13 為田大貴 → 2018/12/10更改
MF 14 小島秀仁 → 2018/12/7更改
MF 18 熊谷アンドリュー → 2018/11/29更改
MF 20 矢田旭 → 2018/12/14更改
MF 21 ホルヘ・サリーナス → 2018/12/4退団
MF 22 工藤浩平 → 2018/12/5更改
MF 25 茶島雄介 → 2018/12/25更改 J1広島(期限付き移籍延長(2018〜)/公式戦対戦不可)
MF 38 本田功輝 → 2018/12/6更改

MF 高橋壱晟 → 201812/28発表 J2山口(期限付き移籍(2018)満了) → J2山形(期限付き移籍(2019)/公式戦対戦不可)

FW 8 清武功暉 → 2018/12/25退団 J2徳島(完全移籍)
FW 9 ラリベイ → 2018/12/4退団 セロ・ポルテーニョ(パラグアイ1部・完全移籍)
FW 11 船山貴之 → 2018/12/13更改
FW 34 古川大悟 → 2019/01/07更改
FW 50 指宿洋史 → 2018/12/23退団 J1湘南(完全移籍)

FW 吉田眞紀人 → 2018/12/22発表 J2愛媛(期限付き移籍延長(2018〜)/公式戦対戦不可)


<2019シーズン 新加入選手>

GK 相澤ピーターコアミ 2018/9/6加入 日本文理高 2001年1月20日(17歳) 193cm/78kg
GK 鈴木椋大 2019/01/07加入(期限付き移籍) J1G大阪 1994年2月10日(24歳) 191cm/85kg

DF ウイリアム・ベラスケス 2018/12/23加入(期限付き移籍) ワトフォードFC(イングランド・プレミアリーグ ※2018-2019は、CEサバデル(スペイン)へ期限付き移籍) 1997年4月4日(21歳) 182cm/76kg ベネズエラ国籍 同代表(2018)
DF 新井一耀 2018/12/26加入(期限付き移籍) J1名古屋 1993年11月8日(25歳) 186cm/80kg

MF 田坂裕介 2018/12/20加入(完全移籍) J1川崎 1985年7月8日(33歳) 174cm/69kg
MF 堀込勇輝 2018/12/27加入(完全移籍) J2甲府 1992年12月13日(26歳) 168cm/62kg

FW 佐藤寿人 2018/12/19加入(完全移籍) J1名古屋 1982年3月12日(36歳) 170cm/70kg 元日本代表
FW アラン・ピニェイロ 2019/01/17加入(完全移籍) J2東京V 1992年5月13日(26歳)180cm/72kg ブラジル国籍
FW クレーベ・ラウべ・ピニェイロ 2019/01/28加入(期限付き移籍) エストリル(ポルトガル) 1990年5月2日(28歳)187cm/79kg ブラジル国籍 元ブラジル代表(2011)

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2018年終盤のメンバーをベースにした、2019年の予想布陣。
背番号は、今季の番号に更新。




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巻誠一郎選手 引退に寄せて



また一人、あの時代を知る選手が現役を退く。

その中でも、巻誠一郎に特別な思いを抱くジェフサポは多いだろう。
オシム監督の下、ジダンのような技術は無くとも、自らの武器を磨き、愚直に、常に全力で走り、身体を張り、戦い続けた姿。

初めての栄冠をもたらした、ナビスコカップでの最後のPK。
ワールドカップ代表を掴み取った、フクアリ・浦和戦のゴール。

そして、2008年。
チームが中からバラバラになった時、ジェフを見限らず、泥舟に敢えて残ってくれた。
本当に嬉しかった、有り難かった。
負け続けた。本当に苦しい中でも諦めずにチームを、サポーターを鼓舞し、最終戦、絶望的な状況からの逆転勝利に繋げた、谷澤へのアシスト。クロスを跳ね返し続けたディフェンス。

どのシーンも、綺麗ではなく、泥臭くて、熱いシーンしか思い出せない。
そう言う巻のプレーが好きだったし、その巻に象徴されるような、がむしゃらで、必死に戦うジェフが好きだった。

心からありがとうと言いたい。

これから、第二のサッカー人生が、実りあるものになりますように。
第二、第三の巻誠一郎の「魂」を持つ選手を、世に送り出してくれる事を期待しています。


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練習見学雑感記(2019/01/13)

今日もユナパへ。
昨日と違って、天気は快晴。
サポも多くて、観覧席が埋まるほど。
日なたは暖かさも感じるけれど、ちょっと風が吹くと冷たく感じる。

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10時半になっても選手が出てこなくて、Bコートではスプリンクラーに虹がかかっていた。
(観覧席まで風で水が流れてくるのは勘弁して欲しいけど(苦笑))


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練習は、昨日と同じく軽くコートをランニングしてから、サーキットトレーニングへ。
メニューを変えて、結構入念にやっていた。

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最初、足下に置かれた障害物を両足ジャンプで左右に5つくらい飛んだ後、スタッフが出したボールに走りこんで、ダイレクトでミニゴールへシュートする練習。寿人・勇人や、タメと一緒になった大悟が、綺麗にゴールを決めると、先輩達から「さすが」「いいねー」と弄りが入る和やかなムード。

その後、スラロームのドリブルを加えたり、形を変えて身体を温めた後、この日はフィールドを狭めての紅白戦。

ざっくりと言えば、去年終盤のメンバーが中心になったチームと、
その当時の控えメンバーと新加入選手が一緒になったメンバーとに分かれて対戦。

勇人と寿人は、同じチームでプレー。
ただ、まだまだ寿人に良いボールが入るシーンも少なく、身体慣らしと顔合わせ、お互いのプレーの確認と言った感じ。寿人が、エベルトを背負ってポストプレーをこなすようなシーンもあって、新しい発見も。

また、左からの大きなサイドチェンジを、茶島がディフェンスの裏でダイレクトで受けて、ループ気味のボレーを叩き込むシーンも。スタンドから拍手。やっぱり、茶島はサイドバックより前が良いでしょう。

紅白戦は、その茶島の得点と、寿人が倒されたPKを、堀米がキッカーで決めて、1−1のドロー。
キャンプ前の、良い慣らし運転になったのでは。

まだ、軸となるべき新外国籍選手の発表も無いので、今季を予測するのも難しいですが、基本的には昨年終盤、特に最後の4試合をUNITEDのインタビューでも高橋GMが強調しているので、それがベースになって今季が始まるのでは。

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他のチームより、一足早く始動したジェフ。
良い準備をして、開幕に備えて欲しいと思います。

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練習見学雑感記(2019/01/12)

ここのところ天気が良かったのに、今日は凍える寒さ。
雲もどんよりと立ち込めていて、キャンプ前の土曜日にしてはサポも少なめ。
ユニの先行販売に来ていた人も含め、100人弱くらいの人出でした。

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練習は、10時過ぎにスタート。
先に監督スタッフがグラウンドに出ていて、奥の入口から選手達が、手前の玄関からは、練習を一緒にこなすソロモン君たち、ユーズ組が姿を表し、一旦集まって言葉を交わしてから練習開始。

始動したばかりなので、フィジカル系の練習が多いものと考えていたら、そんな事は無くて、ランニングの後、コーンやマーカーを使った短いダッシュの繰り返しを終えると、早速ボールを使ってパス交換やパターン練習に取り組んでいました。


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見守るエスナイデル監督もかなり寒そうで。
漫画のように、ガクガクブルブル、身体を揺さぶっては周りのスタッフに「寒いなあ」と同意を求めるようにジェスチャーしてました。スタッフも、身体を時折揺さぶって寒そう。

天気も、パラパラと、氷の粒が混じった、みぞれが降りだして、練習が進むにつれ、やや強くなったり、弱くなったりを繰り返していました。
こんな天気と寒さだから、フィジカル系の追い込みは、沖縄に行ってからなのでしょう。

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その後、ビブスが配られ、オフサイド無しのミニゲームに移行。
ビブス無しのイエロー、ネイビー、ピンク、ホワイトの4色に分かれ、他に何人かの選手(主にユース)はサブ組でボール回し。

ミニゲーム → 休憩 → 色の組み合わせの変更 → ミニゲーム の繰り返し。

コーチからは、
「攻撃してもいいけど、リスク管理をしっかりしろ!」とか、
寄せの甘かったユースの選手に、「もっと厳しく、早く寄せろ」といったニュアンスの言葉が飛んでいて、今季の課題『守備』への意識付けをちょっと垣間見た感じがします。

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その守備の改善に大きな期待がかかる、ベラスケス(愛称:ウィリー)。
実際見てみると、エベルトに負けないくらい体が大きく、体つきもしっかりしていて、スピードもエベルトよりありそうな感じ。ミニゲームなので、長い距離で競争するようなシーンが無かったけれど、もさっとした感じは全くなかったので、これからフルコートでのプレーを見るのが楽しみ。

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そして、どうしても目が行くのが寿人。
浩平もそうだけど、長く他のチームに居ても、黄色の練習着に身を包んでしまうと、違和感が全く無くなって、なんだかずっとチームに居たような感じ。
実際には20年近く経ってるんですが。。。

その寿人、プレーはあんまり変わっていないなと。
もちろん、他のクラブの時代の彼のプレーも見ては居ますが、練習を間近に見ると。

そんなに闇雲には動いてないんです。
結構、動かずに全体を俯瞰して見ているような「静的」なシーンも多い。
けれど、ボールが来る少し前のところから、ボールを受ける為の準備動作のような細かい動きが入り始め、反復横跳びに近いサイドステップで、ジグザグに間合いを測って、呼び込みつつ、ボールを受け、受ける瞬間には次のパスなり、抜きにかかるなり、「次」の動作に入ってる。

ああ、らしいなあと。
寿人の動きは、いつも「次」への狙いと、ゴールからの逆算がある。
それで、ゴールへのコースが空いた瞬間、こっちが「撃て!」と思う前に、「ここで撃つか」と言うタイミングで、「穴」を狙ってシュートが放たれてる。

そう言うプレーの前段には、繰り返し味方に、言葉で要求し、身振り手振りで要求していた、自分はここでボールを受けたいと言う強烈な主張がある。
ここにボールを出せば、俺が決めてやると言う自負。
周りにそれを伝えるのが、激しくなったなあと、驚きつつ見ていました。

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別組だった、大悟や、ソロモンには、寿人の動きと、ストライカーとしての強烈な自己主張を自分達のものにして欲しい。こんなお手本、活かさない手はないので。

さて、寿人の話が長くなってしまいましたが。
他の選手たちも、それぞれに軽快な動き。
去年に比べれば少数に絞られたので、まずは開幕スタメンを目指して、良いキャンプをこなして来て欲しいと思います。

ミニゲームがしばらく続いて、練習は11時半前に終了。
ファンサービスは12時半ごろからと言う事で、自分はあまりの寒さに出待ちは断念して帰って来てしまいました。

これから一ヵ月半で、今季のベース作り。
高橋GMがUNITED紙面で語っていた、昨年の問題点が、どう改善されていくか。
フルコートのゲームを見られるのは、恐らくちばぎんカップになるでしょうから、そこでの仕上がりを楽しみに待ちたいと思います。

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2018年シーズン総括 「理想」と「現実」との狭間で

自分の文章力の無さで長くなってしまいました。
ざっくりまとめると、

 2017年終盤戦をベースに、昇格を目指した2018年のジェフが始まるはずが、
 監督は「理想」のチームこそが勝利への最短と信じ、リセットしてしまっていた。

 2019年の編成も、短期的にJ1昇格を目指したものと映るので、
 今度こそ「現実」的に勝てるチームに方向性を意思統一し、上積みして戦って欲しい。

そんなところです。
大した分析も無く、ごめんなさい。
長ったらしい文章を読みたい方は、下記をどうぞ。


−−−−− 以 下 本 文 −−−−−


早いもので、2018年も終わろうとしている。
今季のジェフの戦う振りとは何だったのか。
振り返るには、一年前、2017年終盤戦の戦いから思い返さねばならない。

2017年、序盤から中盤にかけての試行錯誤と苦戦を経て、最終戦へ駆け抜けた7連勝。
「今度こそ」と言う思いは、シーズン三度目の対戦となる名古屋の前に阻まれ、昇格と言う結果はまたも掴めずに瑞穂の夕闇に散った。

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「もう少しシーズンが長ければ」
あの時、多くのジェフサポが思っただろう。
この終盤の猛追がもう少し早く始まっていれば、あるいはシーズンが長ければ。
この勢いはきっとJ1へ繋がっていたはずだと。

そうして迎えた2018年へのオフシーズン。
その終盤戦を支えた選手の多くが次々と残留、完全移籍を表明し、新戦力の補強も順調に進み、身内だけでなく、記者、解説者、あるいは他サポからも、ジェフの評価はすこぶる高かった。

その一方で、少なくとも自分の周囲に居るジェフサポの多くは、長く続くJ2暮らしの苦い経験から、戦前の評価に意味が無いこと戒め、一戦必勝を叫ぶ声が多かった。
スタンドからは「慢心」の空気はあまり感じられなかった。


一方、シーズン後、高橋GM、前田社長から
オフィシャル発表されたコメントには「7連勝の残像」を指してこうあった。


彼らの言葉を読み返しながらも、「本当にそうだったんだろうか?」と言う、素朴な疑問が沸き上がってくる。

7連勝でシーズンを終えながらも、これでもかと言う補強を敢行した高橋GM。
それをバックアップした、前田社長。
どのチームよりも早かった新シーズン始動。
少なくとも、去年のままではダメだと言う強い思い、危機感が、この大型補強やオフシーズンに現れていたと自分は考えている。チームにそこまでの慢心は無かった。あったとしても、その慢心を押さえつけようとはしていた。


なら、その昨年の積み重ねを、なぜチームは上積みとする事が出来なかったのか。
そこに2019年/来季、同じ轍を踏まない為の鍵があると思えてならない。


前田社長の言葉にあったように、多くのサポも同じ事を思ったはずだ。
2017年シーズンの終盤戦で、難解なエスナイデルサッカーは、モデルチェンジを重ねて、勝てる形を身につけるに至ったと。

2017年シーズン当初、観る者を驚かせた「ハイライン」戦術は、「ハイプレス」で相手を追い込み、ハマれば、ハーフコートで「ずっとジェフのターン」を作り出す事を目的としていた。
その代わりに、ハイラインの裏には広大なスペースが広がり、それをオフサイドないしは、GKの尋常ならざる飛び出しでカバーしなくてはならない。

「完成すれば」強力な、理想の戦術も、浸透/消化は極めて困難だった。

試行錯誤を重ねても糸口は掴めず、もう2017年のシーズンの昇格は困難かと思われた中で、ラインを少し下げ、中盤をドイスボランチでバランスを取り、攻守の切り替えを早くして、カウンターの切れ味を尖らせた、「成長の結果」が終盤の7連勝の原動力のはず、だった。

ただ一人、指揮官を除いては。
エスナイデル監督にとっては、それは「成長の結果」ではなく、「妥協の副産物」だったのだろうか。

勝ちを重ねながらも、もっと理想のサッカーは別にある。
連勝中も、時折中盤の形を弄り、バランスを崩しそうになって、元に戻した事もあった。


迎えた2018年。
問題は、ここで高橋GM(や前田社長)と、エスナイデル監督との間で、チーム作りのコンセンサスが、どう図られていたのかと言うところだった。


高橋GM、前田社長のインタビューを読む限り、恐らくはサポーターの考えと同じように、昨年終盤のジェフがベースになって、監督がチームを作っていくものと考えていたように受け取れる。

そして、昨年の成績は、当然、エスナイデル監督の指導の賜物と考え、全幅の信頼をもってチーム作りを委ねたのだろう。「監督の目指すチーム作りを存分にやって欲しい」と。
だが、ここで、信頼はしながらも、チームの成長過程を細かく確認すべきだった。長谷部コーチがチームを去り、昨年とは状況は変わっていた。「現実」との折り合いをつけるキーマンが抜け、ボタンの掛け違えが起こっていたのではないだろうか。


そうして迎えた開幕。
味スタでのヴェルディ戦。
思い返せば、2018年全体を暗示するようなゲームだった。


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スタメンは、2017年終盤戦の4-5-1のドイスボランチではなく、船山が外れ、「より主導権を握り続ける為に」アンドリューの前に、矢田、茶島が並ぶ、4-3-3のアンカーシステムに戻っていた。このシステムは、シーズンを通して安定しなかったが、指揮官はこだわり続けた。

試合は、9分に新加入の増嶋が相手を倒して一発退場。
その後、10人になりながらも人数の少なさを感じさせない各選手の奮闘もあって、一時はラリベイのヘッドで追いつくも、最終盤に失点して敗戦。

その後に続く3試合、退場や、退席で、誰かしらが欠けた試合が続き、完全にスタートダッシュに失敗。昨季の勢いは、完全に失われてしまっていた。

増嶋が退場したような、ラインの裏を狙われるシーンは、その後も相次いだ。
ジェフの進化よりも対戦相手の適応/レベルアップが上回っている事を見せ付けられ、また、ボムヨンの「速さ」で事なきを得ていたシーンが多かっただろう事を、思い知らされる結果になった。
思うように勝てないチームは、選手を入れ替え、システムを切り替え、試行錯誤の繰り返しに戻ってしまった。


その後は、昇格圏内に浮上する事無く、前半戦を終え、8勝4分9敗。
得点だけでなく、とにかく失点が多い試合が続く。

アクシデントと言うには監督も頭を抱えたくなる失点の数々、茶島のサイドバックへのコンバート、也真人の負傷離脱、得点の量産が期待されたラリベイを活かしきれない状況も続き、シーズン半ばにして、昇格を狙うには崖っぷちの状況に追い込まれてしまう。

危機的な状況の中、追い討ちをかけるように高木が柏へ個人昇格。23節にはエスナイデル監督が今季2度目の退席処分を受け、なんと4試合もの出場停止に。この時期に解任も囁かれたものの、クラブは現体制の続投を決断。

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後半戦、チームの中心になったのは、船山と、復帰した也真人。
高木の穴が怪我から復帰したばかりの乾では埋まらず、守備の穴が大きくなると下平を補強。
戦い方も、4-5-1と、4-3-3を併用しつつ、昨年終盤と同じように、極端な「ハイライン・ハイプレス」が改められて、失点のリスクを抑えた戦い方に移行。が、昨年のような大型連勝に繋がる事は無く、数試合を残してプレーオフの可能性は消滅。
むしろ、J3降格の可能性が残る状況で、終盤戦を戦わねばならなかった。


監督の「理想」のチームと、勝てる「現実」的なチーム。
その狭間にあって、結論を出せないままに終わったのが、2018年であったと思う。

誰が、チームとしての優先順位を定め、導くのか。
「理想」のチームを作るのは構わない。
けれど、「現実」的に勝てるチームを継続し、昇格への道筋を立ててから、改めて「理想」に向かってチューニングする事は出来なかったのだろうか。監督にとっては「理想」のチームを作る事が勝利への最短ルートだったのだろうけれども、折り合いをつけることは出来なかったのだろうか。

クラブ内でのコミュニケーションが不足していたように思えてならない。

史上最低順位でのフィニッシュになったが、
高橋GM、前田社長は、エスナイデル監督の続投を決断。
シーズン終了を待って決めたのではなく、かなり早い段階で続投は規定路線であったようだ。


が、実際のところは、2017年から2018年にかけて、効果的な上積みは出来なかった。
ただ、継続しただけでは、勝利に近づけなかった。
もっと根っこの部分で、何を継続するのか、意思統一が不足していた。
教訓を元に、来季に臨んで欲しい。


2018年12月30日現在、来季の陣容もかなり固まって来た。

也真人、指宿、清武、ラリベイらがチームを去る一方で、
寿人の復帰、茶島のレンタル延長、懸案の守備の補強としてベラスケスの獲得もあった。

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この2年間を見てきて、エスナイデル監督はかなり選手の選り好みをする事も分かった。
多くの選手にチャンスを与える一方で、清武やディエゴ、あるいは昨年のアランダや壱晟のように、力はあっても、一時期起用されていても、使われなくなると、ぱたりと使われなくなってしまう。

選手を育てるタイプでもない。
あくまで、自分の「理想」に合う選手を外から獲得してきて、組み込み、合うか合わないか試して、合わなければまた別の選択肢を探す、セレクターだ。

だから、エスナイデル監督が去った後、そこには監督の「理想」に合うある中堅以上の年齢の選手が残るだけで、監督によって育てられた若々しい「チルドレン」が残る事は、どうも無さそうな状況だ。
現在、契約が未公開の若手選手は、期限付き移籍も検討されているのではないだろうか。
「未来」をどう作るのかと言うもう一つの大きな課題は、放置されたままになっている。
目の前の成績以上の心配も、そこにはある。


来る2019年、ジェフは言葉には出さなくても、意地でもJ1に上がろうともがくだろう。
だが、今年と比べても、壁は遥かに高くなっている。


「理想」と「現実」に折り合いをつけ、ジェフの未来をどう切り拓いていくのか。

シーズン終了後、ここまでエスナイデル監督のまとまったコメントは無い。
オフシーズン、高橋GMには、しっかりと監督と意思統一を図ってもらって、来る新シーズンの前には、ジェフを愛する全ての人たちに、エスナイデル監督、高橋GM、それぞれの言葉で「今季のジェフは、かく戦う」と示して欲しい。

エスナイデル監督3年目。

2018年の終盤、フクアリの空気は明らかに悪かった。
クラブの考えが見えない、分からない、今の成績をどう考えているのか、どう巻き返すのか、クラブは口をつぐんだままだった。不満と、不安が渦巻いていて、息苦しかった。

2019年はそんな空気を払拭し、自信をもって、
ジェフは今こう考えています。だから、応援してください。と、発信していって欲しい。
姉埼神社から始まる、新しい年が、ジェフにとって明るいものでありますように。

2018年も一年間、お疲れ様でした。
悔しさを忘れず、来季へ。

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その言葉は、ジェフを傷つけていないか?

オフに入ると、寂しい話題が多くなる。

そして、スタジアムで顔を合わせ、話をする機会が無くなるから、
ネット上で憶測交じりの情報が飛び交うのもこの季節だ。

選手の去就が不透明な中、
おそらく来季はジェフでプレーしないだろう選手を惜しむ声は多い。
きちんとしたお別れも出来ず、
帰国を知り得たサポの個人的なツイートを読むのは、
有り難くも、ああ、もうユナパに居ないのかと思うと、
寂しく、残念でならない。

一方、今季、期待通りの成績を残せなかった
エスナイデル監督には、とても厳しい声が多い。
読むに堪えないものも多々ある。

今季の成績は自分も不満だ。
言いたい事もある。
このまま、何の対策無く来季を迎えるのはあり得ない。

けれど、だからといって、酷い罵声を浴びせるのは違う。
期待する結果が出なかったにせよ、
この2年間、エスナイデル監督もまた、
ジェフの為に全力を尽くした事を忘れては居ないだろうか。

過去の監督達だって同様だ。
何とかジェフを良くしようと、チームの状態が悪いのを知っていて、
敢えて火中の栗を拾い、尽くしてくれた人達ばかりだ。
悪くしようとした監督など一人も居ない。
断言できる。

その事を考えもせず、汚い言葉を吐き続ける人が居る。
顧みて欲しい。
そう言う行為こそ、ジェフを傷つけ一体感を奪っている。

何かを言いたい気持ちは、分からなくも無い。
けれど、言葉は選ぶべきだ。
そして、そうやって自分達で、
自分達が愛するジェフを貶してきた事が、
ジェフを弱らせて来たと気付くべきだ。

高橋GMや、前田社長に対してだって同様だ。
言いたい事はある。
自分の視点から見て、改善して貰いたい事は多々ある。

が、それは暴言や、実力行使を持ってするのではなく、
立場の異なる、同じジェフを思う者同士として、
意見をかわし、最善を探らなくてはならない。

それぞれが心に抱く「理想のジェフ」の姿を死ぬほど考えて、
どうすれば伝えたい相手に伝わるか、
相手が受け止められる方法は何かと考え、
ぶつけ合う必要がある。

時には、異なる考え方でも、理解して、受け容れる事も必要になる。
相手の事を考え、思いやる心が要る。

間違いなく苦しいオフになるだろう。

それでもジェフは続いていく。

けれど、ジェフがずっと続くかどうかは、
自分達の一言一言が、
行動の一つ一つが、良くも悪くもすると気付いて欲しい。

発する言葉を変えるだけでも、ジェフを包む空気は変わっていく。

自分達でジェフを悪くする事は無い。

これを書いている自分自身にも、反省すべき事が多々ある。

ジェフを愛するそれぞれが、このオフに、
ジェフがどうなれば良くなるか、考えて、行動に移して行って欲しい。

苦しい状況が何年も続いているけれど、
小さなところから改めていけば、
それがいつかきっと、初めてナビスコを戴冠したあの日のように、
皆でジェフを、誇り、祝える日に繋がっていくはずだ。

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前田社長へ > 違和感の正体。情熱の炎の行方。

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2018年シーズンが終了して丸一日。
なんだか、ぽっかりと穴が開いてしまったような、そんな心持ちです。

最終戦に引き分け、過去最低の14位。
シーズン開幕前の期待値からしてみれば、残念としか言いようがない成績。
サポの自分ですらそうなのですから、選手、監督、コーチ陣、GMをはじめとした強化担当、そして経営陣やスタッフも、その思いたるや、どれほどのものか、と思います。
いや、そうであったと思いたい。

そう書いてしまうのは、昨日の試合後セレモニー。
ブーイングの響く中でスピーカーの前に移動して聞いた前田社長のスピーチは、極めて形式的なもので、そこから自分には、J1昇格を逃した悔しさや、昨年よりも成績を落してしまった不甲斐なさ、10年目のJ2を迎えてしまうやりきれなさ、そういった、あってしかるべき感情の奔流が、全く感じ取れませんでした。

自分は、前田社長と同じ目標を持って、ジェフを応援していたのだろうか?

シーズンが進むにつれて感じていた、なんとも言えない「ズレ」。
昨年、終盤戦の7連勝、「ありったけの情熱をぶちこんで」、共に戦ったはずのジェフが、今季、明らかに苦しみ、もがいているにも関わらず、助けてくれ、この危機を乗り切ろう、共に戦おう、そんな声を一言も発さずに、シーズンを終えていった違和感。疎外感。

前田社長のスピーチを聴き終わって、
その原因は何なんだろうと、ずっと考えていました。

また、昨日の試合後に読んだいくつかのツイートから、そういえば、クラブ経営者まで遡って、サッカークラブのあり方を考えた事はあまりなかったと思い、下のようなフローを作ってみました。


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「好循環のクラブA」と「悪循環のクラブB」、クラブのトップが、どんな考え方を持っているかで、クラブにどんな影響を与えるかをまとめたものです。

「A」のパターンは、ジーコによって「勝利至上主義」が叩き込まれたアントラーズ、下部リーグから昇格して連覇を成し遂げたフロンターレ、野々村社長によって長期的なビジョンが保たれているコンサドーレあたりが、最近の代表例でしょうか。

「B」のパターンは、ジェフではなく、流れの悪いクラブのステレオタイプを示しています。
ここで、「B」をみていくと、最終的には「経営の悪化、クラブの存続問題」に行きつきます。

普通の企業ならば、潰れて終わりになるところです。
が、サッカークラブは、それに関わるファン、サポーター、地域との結び付きが強く、シンボルでありコミュニティであり、「無くしてはならない」事が多いので、クラブの生存本能、防衛本能が働いて、内から外から問わず、力が働いて、経営陣が交代したり、親会社の交代があったりして、「B」の流れから脱却するケースがあります。

一方、ジェフの場合。
大変恵まれた事に、古河電工、JR東日本と言う、他のクラブが羨むしっかりとした親会社と、両社が束ねる子会社のスポンサーに力強く支えられ、「B」の流れに陥ったとしても、容易には経営危機には陥りません。また、集客自体も、フクアリという恵まれたホームスタジアムがあることで、J2降格後も、大きく観客動員を減らす事無く持ちこたえています。
wikipedia ジェフユナイテッド市原・千葉の年度別入場者数

10年以上、成績が下降線を辿りながらも、「何とかなって」しまっているが故に、泥沼から抜け出せない。
そこに、自分は危機感を感じてならないのです。

いつか、古河電工、JR東日本がジェフから手を退く。
あるいは、支援の規模を縮小する。
それは、現実的にあり得る話だと思います。
90年代のJR東日本撤退危機を知っている古参サポなら、実感として思い出して貰えるんじゃないでしょうか。そうなったとき、残されるのは、クラブから離れられないサポであり、地元地域です。

だから、ジェフは、自らがビジョンとして掲げているように。
親会社に甘える事無く、自主独立の経営に向けて努力すべきなのです。
そのためには、何よりも集客が大切になります。

ですが、今季を通じた情報発信の少なさ、事務的なシーズンシートの更新の案内、最終戦後のスピーチ、いずれをとってみても、クラブから、前田社長から、ファン・サポーターに、クラブの考え方を伝えて、共感させ、1人でも多くジェフを観に来てくれる人を増やそうと言う姿勢、また観に来て欲しいと言う姿勢が見えなかった。

サポーターを必要としていると、感じ取る事が出来なかった。
むしろ、あまり関わらないでくれとすら言われているかのようだった。
成績低迷以上に、そう言う空気が怖かった。

こんなやり方をしていては、クラブを応援する人が居なくなり兼ねない。
そうなっては、本当の危機にクラブが陥ったとき、支える人が居なくなってしまう。
まだ、最終戦に9,000人以上が訪れている、今だからこそ、この状況はとても良くないと、伝えて行かないと、ジェフが消えて無くなってしまうかも知れない、それが、自分が感じていた違和感(=危機感)の正体でした。

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最終戦後、オーロラビジョンには、「PASION」の文字が浮かんでいました。
この炎のロゴマークの説明、イヤーブックには、こうあります。

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「2017シーズンに燃え上がった情熱の炎をさらに強くし、
その炎は、サポーター、スポンサー、クラブの三位一体で闘っていくという意味を込め、
3本の炎を大きく配置しました」


この言葉に違わぬ、2018シーズンを送れたのでしょうか、前田社長。
そこに対する、責任は、貴方にはあると思います。

自分は、今季の成績については、悔しくてなりませんが、結果は結果として仕方ないと思っています。
最後までエスナイデル監督を見捨てる事をせず、支えて、2年間を全うした事もクラブの決意として、これまでと違い、腹の据わったものだと評価しています。

ですが、その覚悟を周囲に伝え、共感する仲間を増やし、三位一体で闘うジェフを作ることに失敗した。
それが、この結果、最終戦後の空気なんじゃないですか?

そこが分からないなら、感じ取れるように変わってください。
もし、変わる気が無いのなら、残念ですが、退任してください。

サッカークラブの社長と言うのは、誰でもがなれるものではない、夢のある職業です。
貴方は、いま、その得難い立場に居ます。
心底楽しんでください。
こう言うクラブを作りたい、こういう地域を作りたい、皆を楽しませたい、思い描いて、
それを広げて、みんなを引っ張って下さい。
「熱」を持ち、それを周囲へ伝える義務があります。

そうなってくれる事を、期待しています。
自分には、今季燃やし残した「PASION」がいくらでも残っています。
協力は惜しみません。
自分もまた小さな「炎」の1つ、使い切れるクラブに、どうかなってください。
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【本の紹介】スポーツマーケティング(改訂版)

千葉市中央図書館にたまたま入荷していたので読んだのだけど、
とっつき難い本かと思いきや、意外や意外。

非常に多くの内容が、Jリーグを参考して書かれているので、
分かり難いマーケティングの話をされているのに、
何となく感覚的に分かってしまう。

そして、読み込めば、サポーターとは別のクラブ側のマーケターとしての視点で、
プロスポーツビジネスを理解する助けになる。

つまり、この本を読むことで、
サポーター目線から見て、クラブフロントがサポーターに見せる行動、発信が、
「これはクラブの為になっているのかどうか」、学問的研究の見地から、
裏づけ出来るか検証する事も出来るようになっている。


一例として引用すると、

−−−−−

P8〜9

第二に「B to C」であるが、これはスポーツマーケターが最も得意とするチームやクラブとファンの関係づくりであり、結果としてのチケットやグッズの販売量の増大である。そのために最高のパフォーマンスを見せ、ファンの心を虜にし、チームやクラブに対するロイヤリティを高め、対話を繰り返しながらファンの数を増やしていかねばならない。そのためにチームやクラブは、ホームゲーム以外の日常生活の中でも、ファンとの関係性を高める機会を戦略的に構築する必要がある。

−−−−−

この部分だけ読んでも、ジェフの現状と比較して、サポとして感じるものがあるんじゃないだろうか。

直近の例を挙げれば、
2019シーズンシートの更新に際して、封書で事務的な書類しか送らなかったクラブの対応が、上記に反した問題行動にあたる。

この件、気にならないという人も居たが、
自分のように大いに不満に思った人間も居た。

つまり、

1.戦績が悪い状況の中で、クラブの考え方を伝え、
  シーズンシートを継続して貰えるよう説得する大きな機会の一つを自ら放棄した
  (挨拶文すらない事で、反発すら招いている)
2.それによって、クラブの重要な収益源であるシーズンシート契約を減らしかねない
3.ファン、サポーターが減れば、スポンサーへの継続の説得材料が失われる

と言った悪循環を招いてしまっている。
ファン、サポーターの意志、行動決定は、感情的なものに大きく左右されるものだからこそ、丁寧に対応しなければ、クラブ自身が大きな不利益を蒙ってしまう。
(逆に、丁寧な対応と説明をしていれば、ファン、サポーターは、戦績が悪くても、クラブの心強い味方となる可能性が大いにある。)

が、ジェフの場合、スポンサーの大半が親会社の系列が占め(これは本当にあり難く心強い事だが)、本気になって営業しなくても「なんとかなってしまう」。
社長も親会社からの出向で本職ではなく、任期があり、帰るところがある。
だから、自らの身銭で経営するクラブの経営者とは、お金の価値も、ファン、サポーターの存在も、捉え方が異なってしまっているのではないだろうか。

これは、ジェフと言うクラブそのものの将来を考えたとき、非常に危険な問題。
本を読んで、正常な、あるべき考え方を再確認させられた。


さて。

本の紹介から脱線してしまったけれども、
最初の章を読んだだけでも、上に書いたような自分の応援するクラブの状況に照らして考え込んでしまうくらい、非常に興味深いテーマが語られている。

スポーツマーケティングについて学ぶにも、
自分の応援するクラブのあり方への理解を深めるのにも、
また、マーケティングそのものを噛み砕いて学ぶのにも、良書だと思う。

SNSの利用方法など、新しいテーマについても触れられているので、
せっかくの改訂版が古くならないうちに読んでみて欲しい。


ちなみに自分は、図書館で借りて読んだ後、一冊買いました。
興味のある方はぜひ。


スポーツマーケティング(改訂版)
原田 宗彦 (著), 藤本 淳也 (著), 松岡 宏高 (著)
大修館書店
2018/4/28発行


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ただ誇りのために 第40節 vs徳島 ○2-0

昇格も降格も無くなった終盤戦。
ここからは、何故戦うのか、何の為に戦うのか、
答えの無い問いを抱きつつ、
目の前の試合に勝つためにただ全力を尽くす、
自分達自身との戦い。

吹っ切れた気持ちを、ホームのピッチにぶつける選手達の姿がありました。

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前回、岐阜戦からは守備を中心にメンバー変更。
優也、増嶋、下平がスタメンを飾り、前線は船山を頂点とするゼロトップ。
システムは、4-3-3のアンカーでスタートし、
後半からは、4-5-1のドイスボランチへと変えて、相手の出足を押さえつつ、
ハーフカウンターを狙う采配。

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試合は序盤から荒っぽい展開に。
3分に増嶋が受けたイエローカードを端緒に、何枚ものイエローカードが飛び交う展開に。両軍の小競り合いも起こってしまいます。主審がカードで威嚇してゲームをコントロールしようとするタイプだったので、それを意識したプレーが、両軍共に随所に出ます。

主審には、もう少し、カードに頼らないマネジメントを見せて欲しかったのが正直なところ。

ゲームは早々に動きます。
10分、船山のCKに増嶋が頭で合わせて先制。
これまで試合に出られなかった悔しさをぶつける、見事なヘッド。

その後もジェフは、特に左の下平・也真人・船山が絡んで、幾つかのパスを繋げてチャンスを作るものの、崩しても中の枚数も高さも足りず、シュートまでは持ち込めない展開。

反対に徳島は、やや前がかりなジェフの背後を衝こうとシンプルなロングボールを多用。
また、主審の特性を利用して、ファウルを貰ってはセットプレーからもチャンスを伺ったり、キーパーが優也である事を見越して、少しでも前に出ているなら、ミスを狙って遠目からもゴールを狙うなど、状況に合わせた戦いぶり。

ただ、ちょっと気になったのは徳島の出足の悪さ。
これまでの徳島なら、もっと強気なプレスと、枚数をかけた攻撃が見られたのに、この日はなかなかエンジンがかからず。やはり、ジェフと同じモチベーションの問題があったのかも。

展開は変わらず、ハーフタイム。
ジェフは、前半終了間際に鳥海が足を傷めて、エベルトに交代。
そして、後半へ。

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前述したようにドイスボランチへの変更を行った後半は、20分ぐらいまでジェフが怒涛の攻勢。プレスからボールを奪っては、タテに船山、也真人、矢田、茶島を走らせて、ハーフカウンターからシュートシーンを量産。

しかし、フィニッシャーとなった船山が、どうしても決められない。
この日は、残念ながら、彼の日とはならず。

得点は決められないものの、切り替えの早いカウンターでチャンスを量産したこの20分間は、ジェフとしても、かなりやりたいサッカーが出来た時間帯だったのでは。
課題は、カウンターを発動しても、中に人がおらず、組み立てのし直しになってしまうシーンが多々あったこと。中に、2人、3人が飛び込んできていれば、もう数点入ってもおかしくなかったところ。

良い形を迎えながらも、シュートを決められない船山。
ちょっと雑なシュートも増え出して、エスナイデル監督からは「落ち着け、落ち着け」と、ジェスチャーが飛びます。20分間に、10本ほどシュートを固め撃つも、追加点は得られず。この間、船山のシュートは半数の5本。

嫌な予感が漂う中、徳島は反撃の切り札として前線にウタカを投入。
さすがに、上手い。そしてパワーがある。

25分には、矢田もキーパーとの1対1を決めらず、
そこからカウンターを喰らって、ウタカに狙い澄ましたシュートを撃たれるも、ゲリアが何とか間に合ってクリア。これが決まっていたら、試合の流れが変わっていたかも。本当に値千金のクリアでした。

両軍、駒を変えつつ、1点を狙う接戦に。
ジェフは、時間が経過しても衰えない也真人の運動量に、隙あらば狙ってくる茶島のミドル、そして時間が経てば経つほど冴えを見せるアンドリューの攻撃参加が絡んで、徳島の守備陣をかく乱し、弾かれても、弾かれても、攻勢を仕掛けます。

そうして向かえた、85分。
左の也真人から、中央に攻め残っていた増嶋へ。
増嶋が触って流したボールに、小島がボレーで合わせて、2点目を奪います。

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エンブレムにキスをする小島と、
よほど嬉しかったのか、満面の笑みで小島を祝福する船山。
久しぶりに、穏やかな選手達の顔を見ることが出来ました。

そして、試合終了まで、時間稼ぎをすることも無く、攻め続けて、2-0で勝利。
ホッとした空気が、選手達、スタンドを包んでいたのが印象的でした。
ヒーローインタビューに、オブラディ。
もっとたくさん見たかったなあとしみじみ。


今日も、もっと楽に勝てたろうとか、守備の問題とか、思うところはあるものの、
ホームに戻って来て、選手達が、吹っ切れた様子で、戦ってくれていたのが何よりでした。
ヒーローインタビューで増嶋から「ジェフを応援して貰えるように」とありましたし。。。

最後まで普段以上にあらゆるところに顔を出しまくっていた也真人、
奪って、攻め上がって、飛び出して、パワフルなプレーを見せたアンドリュー、
そして、俺が決めてやるんだと、エゴを丸出しにして攻める意志をプレーで示した船山。

彼らをはじめ、もう何も無いこのゲームに、何を表現するのか、
その誇りが垣間見えたゲームでした。
少なくとも、一週間前とは違う、気持ちが伝わって来るゲームでした。

今季も、残り2試合ですが、選手達も、観る我々も、
モヤモヤは全てピッチにぶつけて、戦いきりたいものです。


最後に、今日フクアリまで駆けつけた徳島サポも。
無理をしてまで、フクアリに駆けつけたのは、同じくクラブを思う気持ち、
誇りがそうさせたからだったのでは。
お互い苦しいシーズンになったけれども、来季、もっと上の順位で戦えることを願っています。

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【本の紹介】 血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの真髄(鹿島アントラーズ強化部長 鈴木満)

しばらく前に、図書館で借りて読んだ本。
鹿島アントラーズ強化部長の鈴木満さんの著作でアントラーズが、
どんな哲学の下に一貫した強化が為されているかが、余すところ無く語られている。

コレを読んで、カシマが強いのも納得。
この強化部長さんが要石になって、チームに一本の筋を通していたのかと。

他の多くのチームが、目の前の成績に右往左往して、分かっていても出来ていない事を、
地道に、コツコツ、それでいて妥協無く、厳しく貫いてる。

同じ、オリジナル10のクラブでありながら、
比較するのも無意味なほど、四半世紀の重ね方がジェフと全く違う。
カシマのようになるには膨大な時間と、忍耐と、意思が必要な事を、覚悟しないといけない。

興味深かった記述としては、

−−−−−

「多少、勝てなくても、信頼関係さえ崩れていなければ立て直しは利く。
(中略)しかし、監督への信頼が崩れてしまうと、どうにもならない。」

「そもそも、監督はいついなくなってもおかしくないのだから、
その好みに合わせて選手をとるわけにはいかない。
次の監督に『この選手は自分の好みに合わない』と言われかねないのだから。」

「私は『この選手の事を考えたら、今は同じポジションの選手を獲らない方がいいと』と判断する事が多い。あえて、補強はせず、その選手の伸びしろに期待して鍛える。」

(※戦力に余裕と自信のあるカシマならではだろうが、他のページでは、現場からの補強要求があってもあえて補強しない事で、伸びしろがあると期待する選手を現場が『使わざるを得ない』状況を作る事もあると。)

「闘わないものは去れ」と言う空気がチームにある。

「Jリーグは今年、スタートから25年目を迎えたが、いまだにGM、強化部長をころころ代えるクラブがある。チームの不振の責任を負わせてGMを解任してしまう。そんなことをしているから、いつまでたっても『ウチはこういうクラブです』と言えるだけのものが構築されない。『血』の継承が出来るわけがない。」

−−−−−

他にも、引用していたらキリがない。
本が、すぐに付箋だらけになってしまった。

こう言う考えの人が、カシマを裏から支えてる。
サポから、あれこれ言われることもなく、勝つために、ブレることなく、地道に取り組んでる。
本当に素晴らしい仕事をされている。

ジェフは、J2に落ちて、もうすぐ10年になる。
苦闘が続くほど、目の前の成績に目を奪われて、大局が見えなくなりがちだ。

日本において、成功を収め続けるカシマの考え方を、
苦くはあっても、教訓としてサポもまた理解し、クラブに求め、支え、
ジェフの「血」を繋いでいくべきではないだろうか。

ジェフらしいサッカーとは、「考えて走る」「どのチームより走る」
オシム御大のサッカーが、ベースだ。
その筋道を忘れる事無く、チームを形作っていってほしい。


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練習試合 vs流通経済大学 ○4-2


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※間違いがあるかも知れません。御容赦を。

<前半 2-1>
10分 サリーナス
18分 乾(清武CK)
45分 流経大9番

ジェフ SH12、CK5、FK7、GK0、PK0、OFF3
流経大 SH4、CK3、FK5、GK6、PK0、OFF2

<後半 2-1>
53分 流経大9番
59分 乾(サリーナスCK)
76分 古川(浩平)

ジェフ SH11、CK4、FK7、GK4、PK0、OFF0
流経大 SH5、CK3、FK4、GK5、PK0、OFF2


公式HPの試合結果はコチラ
公式HP(有料)ユナパレポはコチラ



さて、昨日の試合の余韻もある中、ゲームに出なかった選手達の様子が気になって、
稲毛海浜公園まで出かけて来ました。

それにしても、豪華なメンバー。
昨日のゲームに出られなかった選手を中心に組んだとは言え、
完全に一軍がもう1つ出来上がってるスタメン。

システムも、ここのところ用いられている4-5-1で、船山の位置には清武。
残り試合に生き残りをかけて、序盤から激しい展開になりました。

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開始1分、思い切り良く清武が遠めからファーストシュートを放つと、
ジェフは前目、前目からプレッシャーをかけ、左右にボールを開きながら、隙を窺うと、
5分には為田のパスにこれも遠めから茶島の強烈なシュート。
同じく5分、ラリベイのポストから、勇人がやや強引にシュートも枠外。

6分にも、エベルト、清武、外に開いて為田。
ドリブル突破からクロスもカバーされてCKを獲得。
7分には、サリーナスから清武のヘッドも、ゴールならず。
8分、サリーナスのCKのこぼれ球を、茶島が強烈なミドルも、バーを叩き、攻勢が続きます。

そして、10分。
為田から、中央サリーナスに渡ったボールを振りぬくと、相手にも当たってゴール。
OGかとも思いましたが、公式はサリーナスのゴール。

12分、勇人、エベルト、乾、為田と繋いでCK獲得。
16分には、勇人、山本と展開し、右クロスからラリベイのシュートもCKに。
1本目、サリーナスから、乾の頭に繋がる前にクリアされ、再びCKとなると、
2本目は、清武のCKを乾が頭で合わせて、2-0。

ここまでは、書いての通り、ジェフペースで試合が展開しました。
が、2-0となって、一息ついたのかペースダウン。
昨日の福岡戦のスタメン組と違い、前線にボールを運ぶ過程でプレーがスピードダウンし、
徐々に徐々に、流経大の中盤の守備網に引っかかるようになってゆきます。

ボランチの勇人、茶島にプレッシャーがかけられ、
ボールを奪う事が出来れば、そこから両翼の裏へ、FWを走らせてる意図。

18分には、流経大がファーストシュート。
26分、流経大のCK、28分には24番が深く切れ込んでクロスと、攻撃機会が増えてゆきます。

その間のジェフも、27分に清武のカットから、ラリベイ、左に抜けた茶島からクロスなど、
散発的に攻撃機会を作るものの、序盤と違って、手元のノートにもメモが増えません。

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そんな中、ジェフ側で周りから一際大きな指示、あるいは叱咤激励が飛んでいるのが乾。
監督からであったり、あるいは増嶋から「開いてもらえ!」だとか、早く戻るようなど、盛んに声がかかります。そう言う中で、乾に「ナイスプレー」とか「ベリーグッド」とか、労わるような声をかけるラリベイは、自分が出れない中でもチームや、若手を思っていると言うか、副将に相応しい気遣いの持ち主だと思います。

31分には、そのラリベイがサリーナスのCKに合わせようとするも、ゴールならず。
ラリベイは、43分にも為田のお膳立てから、シュートチャンス。

34分、流経大がカットインから、ミドル。
37分、流経大が茶島からボールを奪って、20がシュートに持ち込むも。ブロックしてCK。
そうして、時間の経過と共に、流経大がペースを掴みつつある中で、ロスタイムに9番が抜け出してゴール。嫌な時間に点を返されて、前半を終了します。


後半頭から、選手交代は無し。
後半に入っても、流経大ペースは代わらず、53分に再び9番に抜け出されて同点にされてしまいます。
が、59分にサリーナスのCKから、再び乾が合わせて3-2と再びリード。

直後の60分にジェフは、予定通りの選手交代。
ディエゴや、浩平、大悟と共に、練習生の35番やU-18のフレッシュな面々を投入。

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すると、浩平・茶島の組んだ中盤がリズムを取り戻して、
61分、清武の直接FK、
65分、サリーナスのミドルからCKを獲得、
67分には、練習生の35番に立て続けにボールが入り、強引にシュート。
68分にも、今度はサリーナスの直接FK、さらに乾のミドルと攻勢。

75分には更にU-18勢を大量投入。
エスナイデルJrもここで投入されると、投入直後に彼が得点に絡みます。

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ペナルティエリアの少し外側、やや中央右寄りでボールを受けると、
ボックス内に駆け込む浩平に向けて、見事なスルーパスを通し、
抜け出した浩平の折り返しに大悟が合わせて4-2。

このパスは、お世辞抜きに上手かった。
なんだか、だんだん体つきも、大きく、がっしりしてきたように思うし、ポテンシャルはあるのかも。
まだ、あまり多くの時間観れているわけではないので、言い切る事は出来ませんが。。。

残り15分。
81分には、大悟、弾斗と繋ぎ、最後はJrがシュート。
84分には、最後の交代でエベルトが代わり、スタメン組で残ったのは乾だけに。
86分、CKから44番がヘッド。
87分、Jrから練習生35番に繋いで、強引にシュート。

流経大も最後まで攻める意識は失わず、ロスタイムに17番がシュートを放って試合終了となりました。
暑い中、練習試合に付き合って下さった、流経大の皆さん、本当にありがとうございます。
時間帯によっては、ほぼトップチームのジェフを押し込んでました。
さすがの組織力、連携力。GKのオビ・パウエル・オビンナ選手も、さすがの高さ、反応でした。


さて、ジェフは、ほとんどトップメンバーと言いながらも、
このメンバーをそのまま昨日の福岡相手にぶつけていたら、勝つことは難しかったと思います。

攻勢の時間帯は目立たなかったものの、相手が落ち着いて、自分達もペースダウンしてからは、
前線が渋滞して、割と狭いエリアでボールを回すものの、前線にボールを引き出す動きが足りなくて、結局ボールを戻して、ゆっくりと(相手が守備体系を整えられる速度で)逆サイドにボールを回したり、スペースよりも、人に合わせるボールが多く、流経大が時間と共に対応できるようになってました。

そして、守備では両翼の裏が、意識はしていても穴になっている事がある。
まさに、練習試合だけに、そこを常に意識して、増嶋や優也がコーチングしてましたが、埋めきれず。
やられたシーンは、この穴を狙われたものでした。

また攻撃では、やっぱり也真人や、旭のゲームメークが攻撃の生命線なんだなと再認識しました。
それだけに、この日はあまり長い時間実現しませんでしたが、茶島+浩平の組み合わせを、もっと見てみたいと思いました。
この2人が同時にピッチに居る時間帯に、後半は再度攻勢が仕掛けられるようになっていました。
也真人、旭、茶島、浩平で競わせて、誰が出ても良いチームになってくれれば。

同時に、トップでオンリーワンになっている船山。
この位置は、今日は清武でしたが、サリーナスや、為田も試してみて欲しいと思いました。
真ん中にポジションを取る事で、プレーの選択肢が増えて、新たな一面が見られるかも知れません。

他の選手達はと言うと、堅実なプレーぶりだったのが勇人とマサキ。
勇人は、茶島とボランチを組んだので、やや守備的な役回り。
それでも、強引なミドルを撃ったり、潰しで持ち味を発揮。
マサキは、攻撃がやや左に偏っていたので、不完全燃焼だったかも。

攻撃陣。
清武は積極性は買うけれど、やや空回り。
ここで、燻っているのが、本当に勿体無い。
本当なら、先発でチームを牽引すべき選手。
去年の前半戦だけで2桁獲った得点力に、FKに、ロングスロー。
リーグを見渡しても、2人と居ないマルチロール。
ジェフは、せっかくの手中の宝を活かせずに手放してしまうのでしょうか。

サリーナスは、右MFで先発。溌剌とプレー。
トップで使うなら、船山の位置だろうか。
けど、意外性、俊敏さ、強引さ、周囲の活かし方、いずれも船山には届かない。

悪くないけど、スーパーじゃない。
丁寧で、堅実とも感じる。

1得点はしたけれど、もう一歩、守備を破壊する「個」の力が欲しい。
来日時から変わらずだけど、「外国籍選手」として、違いを見せつけるまでのプレーがない。
いい選手だけど、そこで止まってしまっているのが残念だ。

守備陣。
エベルトは、物静かな職人。
淡々と、潰し、跳ね返し、繋ぐ。
スピードだけが少し難だけど、今日2得点の乾以上に、セットプレーでも強さを見せる。
ディフェンスラインが以前ほどの高さで無い今なら、エベルトと言う選択肢もあるのでは。

コーチングで、全体を引っ張っていた増嶋、優也は、
「調整試合」として、このゲームを受け止めていた様子。
優也からは、ゴール前でのFKを獲られた場面で、
練習なんだから、このシーンをしっかりと守備練習として守りきろうと言った趣旨の声も。

最後に乾は、2得点はしたけど、まだまだ守備は改善中。
良くなったと感じるプレーもあれば、判断の遅さを感じる場面も。
この試練を成長に繋げて欲しいと思います。
周囲も、凄く気を遣って、期待しているのが見て取れたので。

大悟と弾斗は、いずれも普段と異なるポジション。
大悟は、左MFでプレーし、時間帯によっては2トップの一角のような位置でもプレー。
浩平のアシストから、1ゴールでアピール。
弾斗は、中盤の底で、守備と繋ぎで堅実なプレー。
2人とも、試合で使えば、ぐんと伸びる世代だけに、ベンチ枠7人のうち誰かは、
彼らのような若手に当てがって、試合展開次第では実戦で使って欲しいとも思います。


この時期の練習試合となると、来季も見据えつつ、サポには見えない選手の意識の差も現れるもの。
限られた時間の中で、各々の選手が、力を出しきれるよう、願わずには居られません。

メンバーが固定化しつつあるトップチームに対して、厳しい立場ではあるけれど、
それだけにしっかりアピールして、試合に出られた時には、たまった鬱憤の分まで、結果を出して欲しいものです。頑張れ。

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疾風迅雷・船山貴之 第33節 vs福岡 △3-3

試合が終わって、ピッチに倒れ伏した両軍の選手達と同様、こちらもガックリ。

残り数十秒のところまで、ホームでリードしていたのだから、勝ちきらなくてはならなかった。最後の最後、溝渕が相手と競り合っていたとき、「頑張れ」「粘れ」「上げさせるな」と叫んでいましたが、さすがは福岡、さすはが城後。
坂田が居なくなっても、彼が押し込んで来ましたか。
サッカーが、時として情熱を力に変える競技であるならば、城後もまた、そういう選手であると言うことを、思い出させる幕切れではありました。

悔しい、勝ちたかった。
ただ、それだけです。

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スタメンは全く変わらず。
勝っている時は変えない。
その定石ながら、メンバー外の選手達にとっては、試練の日々が続きます。

試合全体を通してみれば、ジェフは、ここ2試合ほどには上手くゲームを運ぶ事が出来なかった。

福岡は、相変わらずプレスが、速くて、重たくて、容易には押し込めない。
単純にフィジカルの強さがあり、レオミネイロを始点と、起点にした、前線からのプレスに、石津の変則的な動きと、鈴木惇のゲームコントロール、そして連動した各選手の動きが、ジェフの選手達を自由にさせず、前半から押し込まれて、ラインを下げざるを得ない。

そして、ボールを下げる事で、選手の距離が遠くなり、思うようにボールを回す事が出来ない、苦しい試合展開を余儀なくされました。

ジェフは、ダブルボランチの熊谷、あるいは小島が、守備時には近藤と、鳥海の間に入って3バックの形になり、守備のバランスを取る守り方。
ただ、そうなってしまうと中盤の枚数が足りなくなり、距離も開いてしまうので、早めに指宿、サイドの旭、也真人に当てて、起点を作り、ポジションを戻してダブルボランチの形を維持し、あわよくば、2人のうち一人が攻撃に絡むシーンを作り出したい。

が、指宿、旭、也真人へのプレッシングが厳しく、なかなか前で基点が作れません。
かといって、ボールを戻せば、レオミネイロがしつこく追いかけてくる。

福岡の先制点も、そうしてレオミネイロがボールを右で持ち込んで、そこから、後方に控える鈴木惇に繋がったもの。

これはやばい。
ジェフの出来以上に、福岡の試合の入りが良い。
そう思った矢先に、也真人がPKをゲット。冷静に決めてみせる船山。
試合を振り出しに戻し、チームを落ち着かせる貴重な一撃。
この両軍の得点から、試合はますますヒートアップする事に。

福岡は、前述したようにハードなチェイシング、プレッシングから、やや長めのボールを駆使しつつ、馬力のある攻撃。特に前半20分過ぎから、35分ぐらいまでは、かなり福岡ペース。ジェフは、ラインを下げざるを得ず、なかなかチャンスに至らない。

が、その中でも細かいパス回しを交えつつ、ショートカウンターを狙っていたジェフは、35分には近藤のカットから、指宿、溝渕と繋いでクロスに繋がる攻撃を見せると、
37分には、也真人がカットからミドルシュートを放ち、ようやく福岡ペースを区切ると、何とか落ち着きを取り戻します。


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そして、ゲームは後半に。
抑えられていた、旭に代わって、為田が投入されると、その為田の前への推進力も活かしつつ、指宿が強引にシュートに持ち込んで、CK。そのCKの攻防の流れから、相手のハンドでFKを得ると、船山が角度の無いところから、ドロップする強烈な直接FKを叩き込んで、逆転に成功。

ワールドクラスのスーパーな一撃。

さらに、その流れに乗って、10分過ぎまではジェフが攻勢。
しかし、福岡も負けじと、プレッシャーを強めて、試合は、シュートまで強引に持ち込む福岡の攻勢をジェフが受け止め、ショートカウンターから裏を狙う展開に。

この日、ジェフのプレスが、前節・前々節のように前からハマって相手を押し込むシーンは最後までほとんど見られず。それくらいに、福岡のプレスは、速く重いもので。
代わりに、その攻勢のウラを衝いてのショートカウンターが、攻め手になっていました。

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惜しむらくは、為田が、船山が、左サイドから抜け出して、キーパーと1対1のシーンを作りながらも、自分では行かずに、中に居た指宿に合わせようとしてしまったシーン。もう少し、自分で撃つ勇気があれば。せめて、撃って、リフレクションを狙う考えがあれば、福岡の息の根を止められていたのかも知れません。

が、そうして点差を広げられずにいると、今度は自陣で不用意に与えたFKから同点弾を叩き込まれ、2-2の再び振り出しに。

ホームで勝ちきりたい、ジェフ。
昇格へ命脈を繋ぎ、ジェフの勢いを削いで、蹴落としたい福岡の意地と意地がぶつかり合い、両軍、交代を含めて、激しい攻撃の仕掛けあいに。

そして迎えた後半36分。
近藤から、右の茶島にボールが展開されると、深く抉って放たれたグラウンダーのクロスに飛び込んだのは、船山!この日、ハットトリックとなる活躍で、フクアリは最高潮に。
ボールを奪った近藤も含めて、船山、ラリベイ、為田の4人が、ペナルティエリアに殺到する、厚みある攻撃。まさに、狙い通り。チームで奪った勝ち越し点。


ジェフは、これで、試合を終わらせたかった。

が、そうはさせないのが、福岡であり、城後。
後半38分に投入。坂田が居なくなっても、彼が居たと、嫌な記憶が脳裏によぎる。

ロスタイムは3分。
既に、コーナーキックの場面をはじめ、時間稼ぎに入っていたジェフではあるけれど。
守ろうとして守りきる事が出来るほど守備が堅くはない。

そうして、溝渕がクロスを上げさせまいと戦っていたけれど、破れかぶれで放ったクロスが、鳥海に当たり、城後へ届くとは。哲煥のセーブも、下平のカバーも及ばず。最後は、もう一度城後に押し込まれ。

城後、城後か。。。と、呻くしか、ありませんでした。

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いやもう、ただひたすらに悔しいですよ。
ホームで、残り数十秒で、ドローに持ち込まれるとは。。。
そして、こう言う展開が多いだけに。

けど、3試合前までのジェフだったら、福岡に1-3でリードされてロスタイムを迎えて、特攻でかろうじて2-3にするような、展開がせいぜいだったかも知れません。

福岡の攻勢にかなり押し込まれたとは言え、1失点目は相手を褒めるしかないミドル、2失点目はセットプレー、3失点目もマークにつきながらも、相手の粘りが上回った失点と、パターン化された穴を衝かれただとか、とんでもないミスがらみとかではない。

逆に、攻撃は、数は多くなかったとは言え、パスカットからのショートカウンター、相手の裏を衝いた時に、複数の選手がゴール前に殺到する形が狙いを持って作れている。
攻守に、見所のあるゲームだったんじゃないかと思います。


こう言う、福岡のようなプレスの強度があるチームをいなすようなボール回しや、より回数を多く、プレスのウラを衝くような、飛び出しが出来れば、もっと攻撃はソリッドに、迫力あるものが見られそうです。


それにしても、船山。
やっぱり、船山を真ん中に置く、「船山システム」で戦う彼は、活き活きしてる。
ふてぶてしく、自分勝手なように見えて、献身的で、あらゆる場所に顔を出す。
ちょっと、過去のジェフに選手では、重ねられる選手が居ない不思議な選手。

これで、シーズン17得点。


好きなようにやりきって、ジェフを導いて欲しいもの。
次のフクアリでこそ、ヒーローインタビューを。
とにかく今日は、格好良かった。

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勝利を呼ぶ守護神・大野 第32節 vs岡山 ○2-0

アウェイで連勝。
しかも、2試合続けての完封。
そのゴールマウスを守るのが、プロ2試合目の哲煥だなんて。

3試合前のジェフからは考えられない。
まだまだ予断は許さないけど、ポジティブな変化が起こりはじめてます。

今日もDAZN観戦。
そして、タイトルの通り、勝利を呼び込んだのは哲煥のビッグセーブでした。
前半2分に指宿のゴールで先制した、すぐその後に喰らったPK。
真ん中に蹴りこまれた、岡山FW齊藤和樹のシュートを、足一本でセーブ。

『流れを相手に渡さない』

失点以上に、重い意味のある主導権の奪い合い。
それを、もぎ取ったセーブは、MOMに相応しい活躍でした。

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スタメンは、上記の通り。
前節からは、ゲリアが溝渕に代わっただけ。
途中退場、担架で運ばれていたゲリア、程度は分からないものの、やはり怪我でしょうか。

この日の岡山は、あいにくの雨模様。
しかも、試合途中からは、かなり激しい雨が、画面を通しても分かるくらい。
時折、選手が滑ってしまったり、ボールが水溜りで止まるようなシーンもありました。

試合開始と共に、両軍とも相手のDFラインの裏を攻略しにかかりますが、
岡山が守備のペースを掴む前に、いきなり得点を奪ったジェフ。
溝渕のクロスから、指宿へ。幸先良く先制。

溝渕は、試合を通してミドルシュートを放ったり、前節のゲリアの活躍に触発されたか、かなりアグレッシブなプレーぶり。

そして、前述した哲煥のビッグセーブで、岡山の気勢を削ぐと、
ジェフは前節同様に、前線からの連動したプレッシングで、ハーフェーライン付近、もしくは岡山サイドで追い込んだボールを奪ってはショートカウンター。

前節山口に比べて、岡山の守備ラインが低かった事と、折からの悪いピッチコンディションの影響、それにリードしている事もあって、バックパスもそれなりに多く、無理なチャレンジは避けて、安全なボール回しする慎重なゲーム運びが印象的でした。

が、後半になると、雨が少し弱まった事もあってか、追加点を狙い、前に出るジェフ。
よりボールが小気味良く回るようになり、岡山の守備を翻弄してゆきます。

岡山が中盤でボールを持ったときの、ジェフのプレスのかけ方が良い。
アンドリュー、小島の両ボランチと、その前の三枚、旭、船山、也真人との距離感が良く、2段階目、3段階目のプレスが効き、パスコースを区切ってくる。

これまでの試合では、プレスの連動が乏しく、
プレスを交わされては、DFラインの裏へボールを送り込まれていたのが、
時間が過ぎると共に、岡山がボールを送り込めなくなる。

後半、岡山の三連続CKを凌いだ後、也真人が交代するまでの20分までは特に動きが良く。
ボールを持った也真人が、溝渕にも、船山にも、指宿にも、あるいは旭にも、ボールが出せるような、スペースを作る動きを意識した走りが、各々の選手で出来ていて、ショートカウンターが面白いように決まっていました。

岡山は、ゴール前に人数をかけて、堅陣を築いていましたが、
ヨコにスライドしながらジェフがスペースを抉ってくるので、
2点目を生んだ、指宿のサイドからの切り崩しの際には、マーカーがいない状態になっていました。こう言うシーンが、直接得点にならないシーンでも、いくつも作れていたのが、このゲームのジェフの良さでした。

ゲームメイクの中心になっていたのは、今日も也真人。
が、彼にマンマークをつけたとしても、旭も近しい動きが出来る。
その点、相手はやりづらかったと思います。

ジェフが攻める時間が長かったので、守備の穴は見えづらい状態でしたが、
今日も、サイドバックの裏が完全にお留守になるようなシーンはほとんどなく、以前より深くなったラインが、粘り強く連動して突破を図る選手をフリーにさせなかった事が、無失点に繋がったのだと思います。

攻撃の時間が長かったこと、シュートを撃つ前に潰していたこと。
シュートそのものを撃たせない守備が出来ていました。


惜しむらくは、数的優位となりながら、追加点を挙げられず、
勝利を意識してからは、意識が後ろ向きになって、相手に反撃の隙を与えてしまったこと。
特に、後半40分を過ぎてからの岡山の攻勢を、まともに受けてシュートを何本も撃たれる詰めの甘さは、まだまだ危うさが同居しているなと思わせるものでした。


しかし、それにしても、アウェイで連勝とは。
いったい、いつ以来でしょうか。

前に出てくる山口にも、守ってカウンターを狙う岡山にも、
前からの連動したプレスをはめて、無失点で連勝した事は、選手達にも大きな自信になったはず。

この4-5-1の船山システムを見ていると、
「シーズン最初からやってくれよ」と、泣きたくもなりますが。。。
ようやく掴んだ、上昇気流を手放さず、最後まで走り抜いて欲しいものです。


スタメンから、外国籍選手達の名前が消え、
浩平や清武、マサキや乾がベンチから消えたり、悔しい思いをしている選手も多いと思います。ですが、それぞれの選手が、苦しい状況に耐えて、勝利を目指しているからこそ、この連勝があったのだと思います。

この勝利を無駄にせず、また、悔しい思いをしている選手達の力も、変わらず必要なのだと思いをめぐらして、次節、三節ぶりに戻ってくるホーム・フクアリで、この二試合で見せてくれた内容以上の試合を、見せ付けてくれることを期待しています。


最後に。
日曜日のアウェイ岡山、
豪雨の中で声を枯らしてくれた現地組、ありがとうございました。

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大切なのは次節 第31節 vs山口 ○4-0

出張先でスタメンを確認する。
キーパーがなんと、初先発のチョルファン。
さらに、ゲリア、小島といった、これまで出場機会の少ない選手の名前が並ぶ。

8月未勝利。厳しい状況が続く中で、唐突なスタメン変更。
博打とも思えた。

敵は、山口。
ここのところ勝利が無いとは言え、前節は大宮相手に阿道がハットトリックを決め、4得点を奪っている。攻撃的であり、走力に長け、まとまりのあるチーム。打ち合い上等とも毎回言われる対戦に、経験の無いキーパー。

果たしてどうなるかと、正直不安だった。
が、仕事を終えて、DAZNを電車の中で開くと、ちょうど、コーナーキックからの流れの中でジュリーニョがシュートを放つシーンだった。

「ガガガン」と、三度ボールは方向を変えて、弾き出され、事なきを得た。
船山の足に当たり、そしてチョルファンが変化した難しいボールを、片手一本で当て、さらにバーに当たったのだった。

このプレーが、勝負の分かれ目であったと思う。
ここで失点したら、またジェフは浮ついて、ペースを見失っていただろう。
勝負を左右するビッグプレーをしたチョルファン。
後半も、安定したプレーを続け、守りきった。
その姿に、かつてのタテさんが被って見えた。

出番が無くても、腐らずに、日々の練習をしっかりとこなせて、本番に備えられるか。
その意味では、ゲリアも、小島も同様だった。
期するものを、プレーにぶつけて、結果を出す。
素晴らしいプレーぶりだった。



前段が長くなってしまったけど。

この日のジェフは、素晴らしかった。
勝利した事よりも、得点を重ねた事よりも、前線から相手をチェイスし、追い込み、ボールを奪って、素早くタテに攻撃を仕掛ける。守りでも、要所を締めた戦いぶり。本当に久しぶりにジェフが、「らしい」サッカーを見せてくれたことが嬉しかった。

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システムは、4-5-1。
アンドリューと小島が組み、両翼にはボールを持って組み立てる事も、相手にプレッシャーをかけることも出来る、也真人と旭が並んだ。そして、中央には指宿のポストの裏に、船山が少し引いて構える。「船山システム」だ。

そう、去年の秋、うまくいったシステムに、また戻してきたのだった。

ただシステムを戻しただけでは、そうそう勝利には結びつかない。
今日は、中盤の距離感が良く、也真人を中心に、相手を追い込む連動が良かった。
後半、指宿のゴールのシーンが典型的で、ボールを中からサイドに追いたて、さらに相手が戻すボールにプレスをかけ、奪って、素早く前に繋いで、シュート、ゴールへと結びつけた。

こういったシーンが、試合の随所で見られたし、スペースを作る動きも良かった。
DAZNのハイライトで見られるので、チェックして欲しいのだけれども、前半早々に也真人がミドルシュートを撃つ場面。

後方から、最前線へ走り抜けて来たゲリアが、囮になってスペースを作る。
サイドバックが、ペナルティエリアの内側にそうして駆けてくるシーンは、ほとんど無く、プレーを見返して驚かされた。

水戸戦の後に書いた「意外性」と「主体性」のどちらもが、この試合にはあった。

何故、それが急に出来るようになったのか?
山口と言うチームの戦い方に対して、ジェフのやり方が上手くハマったと言う側面もあるだろうが、今日のジェフは、極端なハイライン・ハイプレスではなく、妙にバランスを重視したようなラインコントロールだった。

言ってみれば、「普通」のチーム。
チョルファンの起用も、そのあたりに理由があったのだろうか。
危ない飛び出しをするシーンも、ほとんど無く。
ボックスの中に構えていたし、ディフェンスラインも彼を気遣ってか、厳しすぎるバックパスをするようなシーンも少なかった。

山口は、スカウティングではあるはずのスペースが実際には無くなっていて、パスの出しどころに、戸惑っているようだった。特に、サイドの裏のスペースが狭く、センターバックのカバーも入るようになっていた。

これを、次節も続けるのかは「?」なのが、エスナイデル・ジェフの怖いところではあるのだけれども、去年と同じ秋の装いに模様替えしたような戦いぶりだった。


バランスは良かったけれども、先制点までには苦しんだ。
いくつも決定機を作りながらも決められなかった中、
先制点、そして2点目に繋がった下平のクロスは素晴らしかった。

欠けていた守備と、クロスの質の両方が下平にはある。
ポジションを奪われた乾、これからアピールを狙う弾斗には、貴重なお手本になるだろう。

今日は、本当にそれぞれの選手が良かった。
得点を決め、ポストでも粘り強くボールを繋いだ指宿、先制点の船山、90分間以上走り、攻撃のタクトを振るい続けた旭、中盤を引き締めた小島、途中出場ながらアシストを決めた茶島、粘り強く守った守備陣。

不本意な使われ方でも、不満を外に出す事もない外国籍選手達。
遠征メンバーを外れたディエゴが、「win by all!」とDAZNを見ながらツイートしている。
悔しさを堪えて、チームを思う。本当に素晴らしい人間性を感じる。
まだジェフは、チームとしてまとまりがある。


苦しい状況で、それに批判が出るのも当然だ。
期待の裏返しで、もどかしさが溢れる事もあるだろう。
が、サポが騒いだところで、どうにもならない事を、汚い言葉で書きたててもプラスはない。そんな事をするよりは、目の前で苦闘する選手達を応援して、そしてこうした勝利を得たときに、心から喜ぶほうが余程健全だ。

チームの一員に留まるか、よく考えて欲しいと思う。


さて、この勝利を喜んでも、これを再現できる勝利に変えていかなくてはならない。
大切なのは次節。
チームは変われると、ぜひ示して欲しい。
エスナイデル監督。

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問題は「ミス」や「個」ではない 第30節 vs東京V ●2-3

『大戦略』ってパソコンゲーム、プレーした事ありますか?

シミュレーションゲームで、
敵味方に分かれて、戦車や飛行機のユニットを操って、
相手の司令部を潰したら、勝ちってゲームです。

あのゲームで、敵プレーヤーの司令部を陥とそうと、ユニットを総動員して、攻撃に出る訳ですよ。良いところまで攻めてた時に、足の速い爆撃機ユニットを繰り出されて、前に出過ぎた対空砲の攻撃範囲も届かずに、一気に自分の司令部を陥落させられて負ける、あの感覚。

試合前に、そんな冗談話をしてたんですが。
今日のヴェルディ戦、まさにそんな負け方でした。
まあ、「いつもの」やられ方です。


・ドイスボランチでスタート。試合の入り方は悪くなかった。
・プレスがハマらず、いつものようにDFラインの裏を狙われ失点。
・指宿が決めていてくれれば、あるいは。

試合内容は、この3行で振り返れなくもないのですが。
わずかばかりの変化も見えつつあるので、
そこに目を向けながら、試合を振り返ってみたいと思います。

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8月最終戦。
秋の気配が見えた先週の水戸戦から、季節が逆戻り。
酷い残暑の中でのゲームになりました。

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ジェフは布陣を調整。
4-4-2のドイスボランチへ。
困ったときの勇人頼み。
止まらない失点、下降する順位に、監督をはじめ指導陣も現実策をようやく採用し出したのかもしれません。

対するヴェルディは、4-3-3でスタート。


選手達がコメントしている通り、試合の入りはここ数試合の中では良かった。
その中で変化を見せていたのが、勇人と組んだアンドリューの攻撃参加。

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アンカーだと、DFのカバーにも入らないといけないので、前に出ることはほとんど無くなってしまうのですが、勇人と組むと、ある程度リスクを犯して、前に出る事ができるようになる。

前回水戸戦のレポートで、ファーストプレーで、アンドリューの攻撃参加・飛び出しがあった事に触れましたが、このゲームでは、攻撃時に高い位置取りをして、左の為田、下平とトライアングルを作って、自身もフィニッシュの機会を伺っていました。

やっぱり、「もう1枚」の動きがあると相手も対応が遅れる。

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先制点も連携の良かった左から。
指宿→為田と繋いでクロス、指宿のヘッドがクリアされたこぼれ球に、為田の外側をオーバーラップして、ペナルティエリアの中へ入り込んでいた下平が詰めて、移籍後初ゴール。

その後も20分くらいまでは、ジェフの攻撃機会の方が多く、シュートまではなかなか至らないものの、押し込んではいました。

ただ、時間が進むと共に、ヴェルディの修正が効いて来る。
一つは守備面。水戸戦をはじめ多くの試合と同様に、ジェフのサイド攻撃に対して、必ず2枚以上の選手が対応し、良い形でクロスを上げさせない。

また、攻撃面では、右のインテリオールに入った16番・佐藤優平選手(アンドリューの対面)が、大きなジェスチャーで周りにアピールしながら、盛んに、右から左中へ流れつつ、DFラインの裏に飛び出す動作を繰り返している。

佐藤雄平選手は、守備時にはチェイシングも厳しく、厄介な存在でした。
そして、他の中盤の選手達も、同じように、「縦」と「斜め」の動きを意識しながら、裏を狙ってくる。ジェフは、この動きがケア出来ない。

前からプレスをかけているようでも、ボールの出し所を潰しきれて居ないし、飛び出してくる選手もケアできていない。危ないなと思っていると、それが「やっぱり」に変わってしまう。

28分、ヴェルディにジェフの右サイドの裏を狙われ、フリーでクロスを上げられると、良い動きをしていた佐藤優平選手がフリーでヘディングし、綺麗にゴール。
ヴェルディは、狙い通り。ジェフはいつも通り。。。

そして、この失点で、必要無いくらいに慌ててしまうのもいつも通り。
溝渕が、ドウグラスにパスしたときは、監督ならずとも頭を抱えてしまいました。
これだけ失点しているのだから、いい加減、吹っ切れて落ち着いてくれないものでしょうか。。。

さらに38分には、同じくジェフの右サイド深くから、逆の左サイドに大きくボールを振られ、そこで潰せずに、中央ど真ん中にボールを戻されて、フリーの奈良輪選手が、正確なミドルシュートを突き刺して、ゴール。

ジェフは、意外性のある奈良輪選手の攻め上がりに全く対応できず。
潰せず、振られて、突き刺される、悔しい失点でした。
この試合を終えて59失点に達するジェフの守備は、組織と共に、個人の問題も抱えている、それを感じた2失点でもありました。

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先制しながら、またもビハインドを負ったジェフは、ラリベイに代えて後半頭から、也真人を投入。自分自身、ラリベイのユニなので辛い交代。シュートシーンは少なかったものの、動き自体は悪くなかったので、勿体無い交代でした。

後半、手元の記録では、シュート数(ジェフ9、ヴェルディ2)と書かれています。
ジェフは、攻めながらも、決定機をほとんど作れなかった。


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開始すぐに勇人がロングシュートを放ち、
1分、也真人から船山にスルーパス、指宿のシュート。
同じく1分にCK、5分にFK、7分にもCK。
9分にも下平のクロスから指宿がヘディング。
自分の席からは決まったかと思ったけれども、枠外。
そうして攻勢を仕掛けるも、決定機を多くは作れず。
焦りが募り、体力が徐々に失われてくる。

ほとんど一方的に攻撃を受けていたヴェルデイは、65分。
ドウグラス選手から、藤本選手にパスが通りかける、危ないプレー。
その直後の66分にも、後半ファーストシュートを優也が処理。

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勝負の分かれ目は、68分。
一連のジェフの攻勢の中の最後のプレー。
船山から、也真人へパスが通り、ゴールラインまで抉った也真人が、グラウンダーのクロスを中へ。指宿の足下に入ったボールは、流し込むだけのボールだったけれども。ボールは、無情にもはるか上へ。

指宿は、奮闘していたので、このワンプレーだけが残念でした。

すると、その後の27分、本当にワンプレーでした。
深い位置からのサイドチェンジが、一気に35番藤本選手へ。
キープして、切り替えし、強烈なロングシュート!

DAZNで見てみると、DFの選手達も、まだ撃って来るとは考えていなかった様子。
けれど、メインで見ていたサポ仲間からは、「ぽっかりとシュートコースが空いた」と言う、その一瞬を逃さず、ファインゴール。

決定機を逃したジェフを尻目に。
素晴らしいゴールで、ゲームを決定付ける3点目を奪います。

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追い詰められたジェフは、矢田の素晴らしい直接FKで1点を返すも、徐々に時間に追い詰められ。
最後まで諦めずに戦うものの、
最終盤に、近藤を上げ、さらに優也を上げ、、、と言う「特攻」も「いつも通り」に。

2-3。
複数失点で、またもホームで敗戦。
非常に厳しい結果になってしまいました。

30試合で59失点。
ほぼ1試合2失点。
これじゃあ、勝てない。

ジェフの改善速度があまりにゆっくりで、
対戦相手のジェフ対策がはるかに上回っているように思います。


何度も書いていますが、攻守とも問題が改善されていない。
それが、辛い。

「ハイプレス」が効かず、ボールを前線に送られる。
「ハイライン」を敷きながら、オフサイドは取れず、広大なスペースを使われる。
そして、守備は「後手」で「1対1」を対応する事が余りに多い。

「ハイライン」で、コンパクトなエリアで戦おうとするものの、前線は渋滞。
サイドに活路を求めるも、フォロー不足で数的不利を強いられ、精度の高いクロスが上げられない。

対戦相手は、その問題に対して入念に対策をして来ている。
監督が、ミスや、個人の問題に敗因を求めていては、解決しない問題だと思います。

「ハイライン・ハイプレス」そのものが悪いんじゃなく。
プレスの強度が相手を自由にさせないくらい強くはなく、
ラインを高くしても、整然と、コンパクトで、上げ下げが素早くないから、
容易に裏に飛び込まれて決定機を作られる。
中途半端で、やり切れていない。

徹底的にやりきるか、理想に現実が追いつかず、
やっぱり出来ないのならば、別のやり方を探すしかない。
コーチ陣、GMも含めて、解決策を見いださなくては。

練習試合を組んでみたり、今日のようにドイスボランチでのスタートは、現実に即したポジティブな変化だと思いますが、残り12試合。

口惜しいですが、今季の目標を「J2残留」に修正して、
それをクリアした上で、来季の事を考える、現実的な判断も必要だと思います。
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練習試合 vs町田 ○2-0

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いやー、見てください、この豪華さ!
先発に外国籍助っ人5人が揃い踏みですよ、奥さん。
昨日の水戸戦と、どっちがトップチームなんだか。
これを「選手層の暑さ」とみるか、「補強の迷走」と見るか。
・・・後者なんでしょうな、やっぱり。
どう見ても、勿体無い。。。

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練習試合と言う事もあって、この試合に「どのように」臨むのかは、選手の意識次第。
コンディションの維持・調整、試合勘を取り戻す、トップへのアピールなどなど。
チームとして、まとまれるかどうか、その難しさはあるものの、
しばらく前までは、このTG自体が組まれなかったのだから、貴重な機会を大事にしたいところ。

試合自体は、昨日のトップの試合同様の問題を抱えた内容。
攻撃の工夫の少なさと、精度不足を見せ、前半は無得点。
後半33分に、ようやくサリーナス→ラリベイのラインで先制し、
後半43分に、清武のシュートから相手のOGで追加点という得点経過。


個々の選手をちょいちょい追ってみましょうか。
危なげない見せていたのは、ロドリゲス、増嶋、エベルト、浩平、山本、ラリベイと言った面々。
彼らは、このゲームに対して、調整的なアプローチ。
ある程度プレーを抑えながら、要所を締めているような感じでした。


特に、ロドリゲスは最後尾から大きな声を飛ばして、チーム全体を鼓舞。
DFライン裏を狙う相手のフィードボールは、
「キーパー!!!」
の大声を発しながら、一目散に飛び出してきて、豪快にクリアしてました。


そのロドリゲスや、エベルト、他の選手達からも一際声が飛ばされていた先は、
左サイドバックの。チーム全体が、乾を何とか奮い立たせようとしている感じ。
誰よりもたくさんの声がかかって、乾もそれに応えるように、守備の修正であったり、
攻撃でのチャレンジだったり、意欲的にゲームに取り組んでました。

一朝一夕では問題はクリアにならないでしょうが、下平と言うお手本も間近に見つつ、
攻守に何段階も、レベルアップして欲しいものです。


一方、前線でやや不完全燃焼になっていたのが、清武
去年前半戦のように、チームの中心になってなかなか戦えないフラストレーションは、
相当に溜まっていると思います。
プレー、発言に、イライラが感じられ、力が入り過ぎていた様子。
前半8分、9分と、立て続けに決定機を逃し、その後もややプレーがラフ。

ただ、練習試合ながら、それだけ気持ちが入っていたとも言えますし、
後半最後に、OGを誘発する豪快なシュートを放って結果を残すあたりは、
それだけチャレンジをしていた証。
得点力がチームでも最上位である事は誰もが認めるところなので、
心を整えて、トップで力を発揮して欲しいところです。

シュートだけでなく、フリーキックにロングスロー、
清武が出ていれば、武器はいくつも増えるのですから。


いまだ秘密のベールに包まれたままのゲリアは、前半は目立たないプレーも、
時折、「あれ、やっぱりスピードあるんじゃ?」と思わせる、
相手選手との競走シーンで目をひくと、
後半25分にはサリーナスとのコンビから、DFライン裏に抜けてクロスと言うシーンも。
綺麗な突破だったので、スタンドからは大きな拍手。
ようやくのようやくですが、ちょっと光が見えてきたかも。


そのゲリアの前で、トップで言う船山の位置に入って生き生きしていたのがサリーナス
たぶん、今日の全選手の中で、一番仕掛けて、クロスやシュート、
あるいは、コーナーキックを獲得したりしていたのでは。

決してスーパーではないけれど、船山や為田が疲れたとき、
もう一段ギアを入れ直す役割は十分に担えそう。


スタメンでもう一人、小島は、スタート時は普段と違うアンカーを担当した事もあり、
周囲とのバランス取りで苦戦していた印象。
乾の次くらいに「シュウト」と、周りから声がかかってました。
印象的なプレーをするには、もう一列前でやるか、ダブルボランチの方が良さそう。


さて、交代で後半13分に入ったのが、勇人、大悟、弾斗の3人。
勇人に関しては、特に良いでしょう。
怪我が原因のメンバー外で無い事が分かっただけでも。

大悟と、弾斗は、もう少しプレー時間が欲しかった。
特に、このゲームでは、右のサリーナス中心に攻撃がされていた事もあって、
ボールが、そこまで集まって来なかった。

後半21分、小島→大悟と左へ展開して、そこから清武に繋いでシュートまで持ち込んだシーン。
あるいは、CKのクリアボールを、弾斗が拾ってクロス、エベルトのヘディングシュートを生んだシーン。

そう言うシーンがもっと欲しかった。
けれど、TGすら無かったこれまでを思えば、試合の中で小さくともアピールできたのは収穫では。
2人とも、きっかけを掴んで欲しい。
停滞を破るのは、いつだって、若い力だ。

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後半37分には、一気に4枚代え。
GKに大野、さらにU18組の、ファーガソン・カルム、大和、それにエスナイデルJrが投入される。

エスナイデルJrは、正直U18を見に行っても、試合に出ていることが少なく、
プレーを間近に見たのは、ほとんど無かった。

時間は少なかったけれど、右から思いのほか鋭い突破を見せて、
クロスを上げたシーンは、こんなプレーも出来るのかと驚いた。
親父の仕事の関係で、言葉の通じぬ異国の地。
苦労もあると思うけど、ちょっと以前より明るくなったように見えたのはよかった。

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試合終了時の布陣はこんな感じ。
大和は、FWの位置にも見えたので、実際は少し違っているかも。


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さて、各選手、エスナイデル監督には、どのように映っただろうか。
それにしても、外国籍選手がみんな、サブ組に居るのは勿体無さ過ぎる。異常だ。
試合に出ているラリベイや、ロドリゲスは兎も角、
サリーナス、エベルト、ゲリアは、フィットさえすれば、チームの力を大きく底上げする存在のはず。GM、強化担当は、何で監督がトップで使わないのか、何が悪いのか、よくよく考えて欲しい。


話は変わるけれども、ユナパの見学者が多かった。
ぶっちゃけ、この順位で、昨日も負けた後にも関わらず、これだけのファンが集まるのは、
試合結果だけじゃない固定ファンが、かなり根付いて来た事の証でもあると思う。

それは良いこと。
けど、それに胡坐をかかず、どうすればもっとファンが出来るか、
ファンになった人が、興味を失って去ってしまわないか、それをチームには考えて欲しい。

開幕前の期待を裏切る、苦しいシーズンになってしまっているからこそ、
何で苦しんでいるのか、いまチームは何を考えていて、
何を目指すチームを、ファン、サポーターに応援して欲しいと考えているのか、
もっと詳らかにして行ってほしい。


さて、このTGは来週のホームにどう生きるか。
ヴェルディ、またもや強敵。
結果が残せますように。
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急に遠征に行きたくなったら






「東欧サッカークロニクル」
長束恭行(著)
クロアチアW杯準優勝

ディープな東欧サッカーの世界。読むと、何でこの協会でクロアチアが決勝に行けたのか不思議になる一冊。オシム御大のボスニア・ヘルツェゴビナ協会正常化に向けた奮闘も掲載。



「解説者の流儀」
戸田和幸(著)

元ジェフ戸田さんの初単行本。解説者として第二のサッカー人生を歩むに当たって、サッカーを如何に楽しく、分かり易く伝えるか、その苦労と覚悟が伝わって来ます。



Fire TV Stick(新型)
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DAZNをTVで観戦する為にどうぞ。




オシム元監督関連書籍


Number PLUS
イビチャ・オシム
日本サッカーに告ぐ2014
文藝春秋 (2014/4/14)

過去にNumber誌上で掲載されたオシム元監督のインタビュー記事を集めたもの。ジェフ時代について触れた内容もあるので、当時を知らない方もぜひ。



オシムの言葉
フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦 (著)
集英社文庫(2008/5/20)

ジェフサポのバイブル。旧ユーゴ時代監督時代の奮闘に涙し、オシム監督と共に戦った日々に奮い立ち、感謝出来る一冊。文庫版では、代表監督時代38頁を大幅加筆。



オシムが語る
シュテファン・シェンナッハ(著)、 エルンスト・ドラクスル (著)、 小松 淳子 (著)、 木村 元彦 (著)
集英社インターナショナル(2006/12/15)

ジェフの監督として来日する前、オーストリアで2002年に出版された本の和訳です。サッカーの話に止まらず、御大の哲学、人となりに触れる事が出来る一冊。御大自身が語った言葉が多い本で読み応えがあります。



イビチャ・オシムの真実
ゲラルト・エンツィガー (著), トム・ホーファー (著), 平 陽子 (著)
エンターブレイン(2006/11/24)

以前、サッカーJ+で連載されていた、ジェフ入団前までのオシム監督の半生を語る一冊。元々はオーストリアで刊行されたもの。現地の視点での同監督の分析が興味深い。



引き裂かれたイレブン〜オシムの涙〜[DVD]
ビデオメーカー(2007/03/21)

オシム監督の旧ユーゴ代表監督時代の苦悩を収めたドキュメンタリー。ユーゴスラビア紛争に伴う代表の崩壊までが生々しく記録されている。サッカーよりも、民族紛争と戦争と言った、当時のユーゴの困難な状況を知る上で貴重な資料。



オシムからの旅
木村 元彦 (著)
イースト・プレス (2011/12/21)



イビチャ・オシムのサッカー世界を読み解く
西部 謙司 (著)
双葉社 (2007/04)



オシムの伝言
千田 善 (著)
みすず書房 (2009/12/23)



オシムのトレーニング
千田 善 (著) 、イビチャ・オシム(監修)
池田書店 (2012/4/12)



オシムの戦術
千田 善 (著)
中央公論新社 (2010/05)



勝つ日本
田村 修一 (著)
文藝春秋 (2012/4/10)



考えよ!
なぜ日本人はリスクを冒さないのか?
イビチャ・オシム (著)
角川書店(2010/4/10)



恐れるな!
なぜ日本はベスト16で終わったのか?
イビチャ・オシム (著)
角川書店(2010/10/9)



祖母力 うばぢから
オシムが心酔した男の行動哲学
祖母井 秀隆 (著)
光文社 (2008/1/24)





サッカー雑誌・MDP・新聞の切抜き等の整理にオススメ


2013年モデル
スタンドタイプ型
ドキュメントスキャナ
PFU ScanSnap SV600
本を分解せずにスキャンOK
A3まで対応



2012年モデル
ドキュメントスキャナ
PFU ScanSnap iX500 FI-IX500
速度を強化した新型モデル。


2011年モデル
ドキュメントスキャナ
PFU ScanSnap S1500 FI-S1500-A

型落ちで手頃な価格に。本や雑誌を丸々スキャンするようならコレ。


2012年モデル
ドキュメントスキャナ
ScanSnap S1300i FI-S1300A

10ページ単位のスキャンが主ならコレ。ただしA3キャリアシートは不可。


2010年モデル
モバイルスキャナ
PFU ScanSnap S1100 FI-S1100

価格と携帯性が◎。数ページのスキャンならコレで十分。A3キャリアシートも使えます。


【日本赤十字】
東北関東大震災義援金受付


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