まさに「野戦病院」の様相を呈してきた市原。
マルキーニョス、サンドロ、林、山岸、斎藤大、山岸、工藤を負傷で欠き、結城も出場停止。穿たれた穴は、若い力で埋めて優勝戦線への生き残りを期す。

<市原>
GK:櫛野
DF:水本、ジェレ、茶野
MF:水野、坂本、阿部、村井、勇人、羽生
FW:巻

<G大阪>
GK:松代
DF:実好、シジクレイ、山口
MF:橋本、宮本、遠藤、二川、フェルナンジーニョ
FW:吉原、大黒

斎藤大の抜けたDFには、水本のリーグ戦初先発が決定的。いよいよU-19で見せた鉄壁のディフェンスを臨海のサポーターに見せる時が来た。そして、右WBにはここ二戦で評価を上げている水野が入る。両翼が攻撃的になる事でバランスが心配だが、名古屋戦でも茶野・坂本の援護を受けて乗り切っていたので、不安は少ない。
水野が右に入ったことで、玉突き式にボランチに坂本、勇人は一列上げて羽生とのダブルシャドー。清水戦の終盤の布陣に近い。運動量のある選手を中盤に固めて、主導権を握りたいところだ。

戦い方としては、前節も好調のG大阪MFフェルナンジーニョを坂本が潰せるか、また羽生・勇人vs宮本・遠藤の局地戦で押し込まれる時間が長くなってしまうと、スピードと技術を兼備する大黒と吉原のコンビにやられる恐れが大きくなる。
茶野、水本が一対一を仕掛けられる場面を極力作らず、その前で時間稼ぎが出来る展開にしたい。
また、水野が対面になる二川は、左からゲームを作れる選手なので、ここで余裕を持った戦いをさせたくない。水野+阿部でケアして、2トップへボールが入らないようにして防ぎきりたい。

攻撃は、巻のワントップでハイボールを叩き込んでるようでは、G大阪の誇る壁:シジクレイの対空砲火の餌食になる事が目に見えている。足元の技術も含めて素晴らしい彼に正面から挑む事は愚策。
明日は天気が優れない事が予想されているので、阿部・勇人の副砲二門でミドルレンジから狙い、こぼれ球に羽生らを詰めさせる事も選択肢に入れて、揺さぶりをかけなくてはゴールは遠くなる。攻撃の生命線とも言える、左の村井に徹底した警戒がされるのは間違いなく、そこで手詰まりにならないためにも、幅を持った攻撃を仕掛けたい。

序盤を凌いで、均衡した展開に持ち込めれば大差のつく試合ではない。
そうなった時、互いに鍵になるのはセットプレー。今日の鹿島−横浜でもセットプレーが勝敗を分けた。G大阪の山口は今季5得点、お礼参りに弱い市原には嫌なデータだ。智の攻撃参加を押さえて、阿部の右が火を噴けば、勝利は自ずとやって来る。

優勝争いに残るのは、どちらか。さぁ、二位決戦は負け知らずの市原臨海だ。


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