第8節・FC東京戦は、3-0の勝利
得点者:オーロイ(TIミリガン)、米倉(オーロイ)、オーロイ(孝太)

これまでの自分の頭の中にあった、「いいサッカー」をしたかと言えば、全くNO。
けれど、昇格の為に、それだけの為に、結果を追い求める。手にした武器を最大限に活かす。そのことを突き詰めたと言う意味で、最高のサッカーで、最高の結果を出した。

今後、間違いなく昇格を争うだろうFC東京相手に、ホームで3-0の勝利。
糞サッカーと言われようがなんだろうが、勝ち点3と、+3の得失点差は、とてつもなく大きな意味がある。長い長い、震災の中断を経て、最高のリスタートを切る事が出来た。

先発メンバーや試合展開は、概ね予想できた通りの内容だった。
好調の谷澤が最初から敵に回すと実に嫌らしいプレーで、サイドを侵食。高松、鈴木らも連動して、ジェフの守備陣を崩しにかかる。押し込まれる展開だったが、今季から導入したブロックを固める守備が機能。東京が、完全に崩してシュートを打てたと言うシーンはあまりなく、しっかり守れている、我慢が出来ている前半の戦いぶりだった。

後半からの用兵。
あえて先発から外した訳でも無いだろうが、ようやくコンディションが上がってきていたミリガンを良太に代えて投入。これが、勝利への伏線だった。

後半になっても、東京が押し込む展開は概ね変わらない。
高松に代えて、ロベルト・セザー投入され、より「突っかける」展開が増え、不安定なジャッジと相まって、セットプレーのピンチが増える。一発でも決められていれば展開は違っていたろうが、それも耐え切れたのは大きかった。

さらにジェフは、前半から大変微妙なプレーぶりだったマットに代え、孝太を投入。
マットが鈍足なせいか、重しが取れたように、チーム全体のスピードが一段上がる。
少しずつ、東京陣内にボールが運べるようになってくると、半ば「ネタ」と思っていたミリガンをスローインの砲台にした、「ミリガン大作戦」を惜しげもなく連発。このコンボが徐々にボディーブローのように、東京に響いていく。

何と言うか。「高さ」は疲れない。
対応していた、今野や森重は、オーロイと競る度に、相当気合入れてジャンプをしたりしていただろう。ところが、オーロイ当人は、ジャンプもロクにせずに、競り合っているのだから、疲れない。そこにめがけて飛んできたのが、ミリガンの弾丸スロー。これを、オーロイがバックヘッドで合わせて、全く「足」を使わずに先制に成功する。

東京からしたら、ガックリ来ただろうし、焦りも誘ったろう。
前がかりになった東京。前半、負傷でボランチの米本が退いており、中盤でのフィルタが羽生ではかからない。間延びしたスペースをジェフは衝き、オーロイからヨネで2点目。さらに孝太の自作自演のフェイントから、オーロイがマジンガーZのように飛んできて、ダイビングヘッドで3点目。先代社長が、全勝優勝を公言していた東京を返り討ちにする結果となった。

久々のフクアリ。リーグ戦で、最高の結果。
待ちに待ったホーム開幕。待った甲斐があったゲームだった。

1月の始動からここまで、新しい戦術の浸透が著しい。
オーロイの存在感ばかりが目立ち、勝てているのは「決めるべき巨人」が居るからだが、それ以上に、守備組織の成長が頼もしい。ここまで失点はゼロ。守りが安定すれば、攻める余裕が生まれる。守りの安定から攻めの引き出しの増加へ。これからの成長が楽しみになって来た。

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