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第4節とは言え、首位攻防戦。
互いにここまでは、守りをベースにして好スタートを切ったが、その勢いどちらが本物かが試されるゲームだった。

フクアリは、午前中までは写真のようなお花見日和だったものの、予報通りに試合中は雨に。
一転して寒さが戻った中、熱戦が繰り広げられた。

スタメンはまたも変わらず。
サブにはヤマトが負傷から戻って初のベンチ入り。GKには岡が入った。
鈴木隆行や、コーキ、北爪、グッピーはベンチ外。
すでにここからして、厳しい競争状態だ。

伊藤大介や、竹田をはじめ、ジェフや千葉県ゆかりの選手の多い岡山。
今年からは長澤新監督が指揮を執る。どんなチームかと岡山サポさんに伺うと、つなぐ事も、放り込む事も、カウンターも、「みんな出来る」とのこと。あまり通り一遍等ではないらしい。さて。

コイントスに勝った岡山は、コートチェンジ。
ブーイングが響く中、キックオフとなった。

ゲームが始まると、お互いに切り替えの早い、激しいゲームに。
岡山は、最初からフルパワーで最前線からチェイシングを仕掛けてくる。
大介ですら、結構な勢いで追っかけて来るので、高木のキックが乱れたほどだ。

運動量と、コンタクトを恐れない、ややラフとも言えるプレー。
ジェフが苦手とするタイプ。
けれど、今日はと言うか、今年のチームはそれに怯まずに正面から受け止めて戦っていた。

前線の森本、中盤のパウリーニョやネイツ、ディフェンスの大岩にキム、それぞれ、当たり負けしないフィジカルを持った選手が、それぞれにサボらずに役割をこなしている。ガツガツと肉弾戦の様相になり、森本、勇人が頭を切ってテーピングを巻く。岡山の選手も何度も弾かれて、度々試合が中断する。

やや荒れ気味の展開。
その中で、ジェフは、キムや森本が惜しいチャンスを迎えるものの、あと一歩の精度を欠いて先制できない。

ぴりぴりとした展開のまま、後半へ。
岡山もギアを上げて来たが、それ以上にアクセルを踏んだのがジェフだった。

48分、左サイドから、タイスケのクロスを勇人がダイレクトキャノンで合せて決定機を作ると、そのすぐ後にもタイスケが切れ込んで惜しいシュートを放つ。さらにしばらく後には、この日二度目の勇人キャノンがぶっ放されるも、また惜しい軌道を描いて枠外へ。

ペースが落ちることなく、ぐいぐいと岡山を押し込んでいく。
展開が早く、選手たちは普段以上に疲れたろうが、この日は目に見えて運動量が下がるシーンは無かった。
スコアは膠着しているので、選手交代が難しかったが、一枚目はハルヤに代えて田中。
わりと長い時間を託されての交代となった。

お互い潰し合いの、ガードの上から殴り合い。
このまま点が入らないんじゃないか頭をよぎり始めた80分過ぎ。
ついに均衡が破れる。

左を崩し、ヤザーが持ち替えて、逆サイドへボールを送ると、田中の動きにDFが釣られたその裏から、身体ごと飛び込んで来たのは金井!頭で合せてついに中林の壁を破り、1-0。リードを奪った。

残り時間の少ない中でリードを許した岡山は、前線に本来DFの植田を送り込んでパワープレー要員に。
言われたとおり、臨機応変な戦いぶりで、シンプルにボールを放り込んでくる。
前がかりになった岡山のプレッシャーは相当なもので、何度か危ないシーンを作られたものの。

全員が身体を張って、虎の子の一点を守りきって、勝ちを収めることが出来た。
この勝ちは大きい。

例年のジェフなら、こう言う試合は引き分けか負け。 
後で、あの試合勝ててればというのが鉄板だったが、勝ちきることが出来たのは本当に大きい。
3月は3勝1引き分け。勝ち点10で首位となった。

明らかに運動量が上がり、当たりも強くなった。円陣ダッシュも様になりつつある。
これが続けられれば、いや、続けなければ、その先はこじ開けられない。

そして、次節からは、C大阪、京都、大宮の三連戦。
去年との違いを見せることが出来るか。
序盤の山場がやって来た。 

まずは水曜日。どんなゲームを見せてくれるか。
年度初めの平日なんて厄介極まりない日程だけど、とにかくフクアリへ。
大きな勝ちを立て続けにつかめるよう、頑張ってゆきましょう。 

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