木山さんの張った罠を破れなかった、愛媛戦。
決定力を欠き、 一発に沈んだ磐田戦。

連敗となってしまったが、決して中身の無い負けではなかった。
むしろ、長いシーズンの中で、この負けから何を学び、糧とするかが重要だ。

磐田戦。
15,000人の詰め掛けたスタジアムで、キックオフのセンターサークルに立ったのは井出と阿道だった。
二人の姿に、「これからのジェフ」を感じずにはいられなかった。

森本、勇人、2人の欠場は、思った以上に大きかった。
前線からの猛烈なチェイシングを失い、勇人の飛び出しを失ったジェフは、やはりどこかリズムがおかしかった。

選手層の薄さ、それはシーズン前から分かっていたこと。
特に、FWとCBは極端に枚数が少ない。
それをどう、底上げしていくかは、大きな課題だった。

森本の代わりに先発したのは阿道。
もちろん、森本以上のプレーをいきなり期待するのは酷な話だ。
それでもこの試合、前線からチェイスし、ポストプレーで味方の上がりを促し、裏へ抜け出す。
今やれる、精一杯をぶつけているのは十分に分かった。
この舞台を90分体験できたことは、若い彼には、この上ないエネルギーになっただろう。

そして、勇人の代わりは健太郎。
こちらも、練習試合で、去年とはうって変わって前への姿勢を強く出していた。
この試合でも、前へ、前へ、積極的なパスで、ラインを下げず、磐田を押し込んでいた。
ただ、勇人にあって、健太郎に足りなかったのは、前への飛び出しだった。

パスを出すだけでなく、自らも攻撃参加する。
それがこの試合、足りないスパイスになっていた。
あのクロスにもう一枚居れば・・・あのシュートに詰めていれば・・・勇人が埋めていたスペースに、健太郎は顔を出せていなかった。
タイプが違うと言えば、それまでだが。
去年までの健太郎と異なる、前への姿勢を目の当たりにすると、欲が出てくる。
もう一歩の積極性。身体が自然に前へ駆け出せば、より怖い選手になるのは間違いない。
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