ハードワークを取り戻せ 第16節・群馬戦

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久々の更新が、連敗の後になってしまい残念。
今日は、これも久しぶりにマイカーで、群馬まで遠征して来ました。

折からの強風で、横断幕どころか、ゲーフラや手旗も禁止。
スポンサー幕や看板、果てはベンチまで撤去。
そして雨予報がすっかり外れた晴天で気温がぐんぐん上がった中での13時キックオフ。
パウリーニョを欠き、予想された苦戦を覆すことが出来ず、
前節の北九州戦に続いて、未熟さを露わにしたゲームに終始してしまいました。

敗戦の原因として、一つには強風への対応。
荒天にしっかり対応した京都戦とは全く正反対で、試合を通じて風に影響されるハイボールを蹴り、
足元で繋ぐプレーや、ドリブルに活路を見出す、強風なりの戦い方が出来なかったこと。

群馬の2得点を見れば、対応の差は歴然としていました。
ベンチからの指示が如何ようなものだったか分かりませんが、ほとんど形らしい形が試合を通じ作れませんでした。

二つに、軽率な森本の退場。
札付きの審判に、早々にイエローを貰いながら、二枚目に注意して戦うことができなかったこと。
この退場で、かなり苦しい状況に追い込まれてしまいました。

森本は無得点が続き苦しい状況ですが、シュートまでもなかなか持ち込むことが出来ず、
怪我明けからは、序盤戦のような迫力あるプレスも陰を潜めている。
奮起が必要でしょう。

三つに、失点後の集中力の低下、気落ち。
パウリーニョや、勇人の欠場が影響しているのでしょうか。円陣ダッシュもてんでバラバラ。
失点した後にも、バッタリと倒れこんだりうなだれたり。
それはいいにしても、失点するや切り替えられず、ズルズルと引いてしまって追加点を喰らう。

この一戦の大事さが分かるなら、この勝ち点1の重さが分かるなら、
身体ごと当たるなり、 ファウル覚悟で止めるなり、猛烈なプレスとカウンターでとにかくシュートを放つなり。
必死さがもっと見えていいんですが。

立て直せるリーダーが居ない。
なら、全員が意識をもう一度構え直せと。
去年のプレーオフのような思い、もうしたくないとなぜいま踏ん張れないのかと。

勇人が再三話している通り、今年のジェフは全員がサボらずにハードワークをして、はじめて勝てるチーム。
勝てないのは何故か?ハッキリ言えば、サボってる部分があるからですよ。

走る、競り合う、声をかける、一歩前に出る、シュートを放つ、自らの気持ちを振る立たせ、もう一度戦う。
その部分が出来てないから、序盤の出来て居たことが出来なくなっている。

それは、誰か特定の選手が居て出来るって言うのではだめで、
全員が同じ気持ちで、自分が出たら、もっとやってやると言う気持ちを込めて戦わなくては。

それが出来ていれば、負けても、もっと感じるものがあるはず。
やれることをやらずに、出せるものを出し切らずに居るから、こうもやもやっとした気持ちばかりが残るのでしょう。

パウロや、勇人が居ないと、それが出来ないと言うのなら、
他の選手たちは、もっと悔しいと思って、自分を変えていかないと。

今日は、もっとやれる試合だったはず。 
負けたことより、出し切れなかったこの感覚が悔しい。

上と少し差がついたけど、シーズンはまだ先がある。
もう一度全員が、ハードワークを取り戻して、90分の中で自分を絞りつくして欲しい。
ジェフは弱い。勝つには、とにかく全身全霊の力をまず出し切ることだ。