瑞穂の敗戦から、2ヶ月半。
年々、オフシーズンが短くなるような錯覚を覚える。

手応えと、悔しさ、双方を残した2017年。
エスナイデル監督の示した挑戦ともいえるサッカーは、
ギリギリのところで、7連勝と言う目に見える「結果」に繋がった。
しかし、あと一歩が届かなかった。

けれども、ようやく掴んだ可能性に賭けて、
多くの選手が今年もまたジェフで戦うことを選択し、
またフロントも、足りなかったものを補う為、
このオフに出来うる限りの補強を行った。

最速で新チームを始動させ、
キャンプで身体を作り、戦術を熟成させて来た。


誰もが胸に期するものがあると思う。
今年の目標は唯一つ。
「J1復帰」を掴み取るシーズンだ


ただし、敢えて指摘しておきたい。

昨年の7連勝の余韻を引きずっていないだろうか。
補強の順調さに過度の楽観や慢心をしていないだろうか。

紛れもない事実として、
ジェフは、昨年のJ2で6位のチームであり、
プレーオフ初戦で負けた力のチームだ。

そして、ジェフよりも成績が上だった、
福岡、東京Vをはじめ、J1から降格になった大宮、新潟、甲府、
プレーオフ進出を争った、徳島、松本、大分、横浜FCら、
ライバルチーム達もいずれ劣らぬ強力な補強を行い、
また継続的にチームを強化している。

もう、昔のように監督を代え、選手を総取替えするような、
落ち着きのないチームはほとんどない。
強力なストライカーをそれぞれが擁し、戦術も堅実かつ多彩。
勝ち抜くのは、容易な事ではない。

加えて、昇格へのレギュレーションが変わり、
今季からJ2で3位のチームは、プレーオフを勝ち抜いても、
J1の16位との入れ替え戦を勝ち抜けなくてはならない。

困難な戦いになるのは、火を見るより明らかだ。


が、それらを前にして、エスナイデル監督率いるジェフは、
決して引いて守るような戦いはしないだろう。

前線からプレッシャーをかけ、
ラインを押し上げ、サイドチェンジとクロスを駆使し、
中央からは細かいパスを回して、相手がガードを固めても、
その上から殴りつけるようなサッカーを、今年も愚直に続けるだろう。

未知数だった昨年とは違う。
各チーム、ジェフ対策はしてくるに違いない。
それを、上回らねばならない。


昨シーズン終盤、あと勝ち点1、あと得失点差+1があればと、
最後の最後までもがき、近藤のヘッドが決まって、
他の試合会場の結果があって、ようやくプレーオフに滑り込んだ。

しかし、勝ち点も得失点差も、開幕戦だろうが、シーズン半ばだろうが、
上位が相手だろうが、下位が相手だろうが、その価値は変わらない。

ならば、まもなく始まるリーグ戦、その初戦から、
泥臭くとも愚直に勝ちきって、或いは、敗戦濃厚な試合をドローに持ち込んで、
あと勝ち点1、あと得失点差+1を、積み重ねなければならない。
2017年の第43節のような緊張感で、開幕戦を戦わねばならない。

それを42試合、切らさずに続けて、ようやく目指す結果は手に入れられる。


楽観も慢心も無く、
昨年の、いや、これまでの悔しさと、あと一歩を希求する心を燃やし、
そしてエスナイデル監督以下、今季に賭けて戦う選手達への期待を膨らませて、
今季一年間、それを緩ませること無く戦おう。

同じように全力を尽くす、ライバルチームがあるのだから、
勝つこともあれば、負けることもあるだろう。
それでも、このサッカーで勝つ、強い思いで、
ジェフに関わる全ての人のありったけの情熱を注ぎ込んで、
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