今こそ、力の限りの声援を。第4節 vs徳島 ●1-4

今こそ、力の限りの声援を。第4節 vs徳島 ●1-4

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厳しい結果になってしまった。
開幕戦に続き、早い時間で退場者を出し、そのまま押し切られての惨敗。
4試合勝ちなしとなった。

アクシデントが続いているとは言え、負けているのには理由がある。
今日の試合でも、退場の原因となったのは、
相手のプレスの速さ、厳しさに後手を踏み、
ディフェンスラインの裏のスペースを容易に使わせて閉まったこと。
退場に繋がる一連のプレーでも、左サイドを深々と破られた上に、
逆サイドをフリーにしてしまっている。

相手のパスの出所を潰す、前線のプレス。
これによって、まず、チームのリズムを作らなくては、
こう言う失点は無くならないだろう。

敵は、昨年のジェフを知って、対策を立てている。
それに対して無策で突っ込むのは、
長篠の戦いで、織田・徳川の鉄砲隊に、騎馬で突撃を繰り返した武田軍のようなものだ。
ジェフも、自らの目指すサッカーを貫く為に、
相手のやりたいようにさせない準備が大切だ。

システムの問題云々では無いし、
欠場中の選手の不在や、新加入選手同士のコンビネーション不足を嘆いても仕方ない。
まず、ここまで準備したものを100%出し切る事に、
全神経を集中させて欲しい。

勝てない事で、選手達にも焦りがあるだろう。
が、ここが踏ん張りどころ、切り替えて次節のホームに臨んで欲しい。
結果は出ていないが、チームに勝つ力は間違いなくある。
自信を失ってはダメだ。
サポーターは、こう言う時こそ、サポーターとして、チームを支えたい。
過去、チームの成績が悪かった時に、不満をぶつけて事態が好転した試しは無い。
それよりも、去年の終盤戦のような、
あるいは残留に向けて一丸となった2008年の秋のような、
目の前の一戦を、選手達と、監督・コーチと共に戦う一体感が必要だ。

罵声を浴びせる力があるなら、
その代わりに「頑張れ」「走れ」「戦え」と伝えたい。

去年終盤戦の浮ついた空気は、完全に吹き飛んだ。
残り38戦ある。一戦必勝、持てる力を振り絞って、まず水曜の讃岐戦に勝利しよう。