沖縄キャンプも終盤戦に突入。

高橋GMが言及していたラストピースとして、クレーベも合流。
今季の陣容が固まったので、今季の戦力と、予想布陣、課題について書いてみようと思います。


選手の出入りは下記の通り。
(昨シーズン中に期限付き移籍し、今季ジェフに所属しない選手は除く)


<選手の入れ替わり>

2018年シーズン終了時 → 2019年シーズン(2/2時点)

GK 4人(1人) → 4人(0人)
DF 9人(2人) → 8人(3人)
MF 11人(1人) → 11人(0人)
FW 5人(1人) → 5人(2人)

計 29人(5人) → 28人(5人)
※カッコ内は外国籍選手

OUT

GK ディエゴ
GK 高木和
DF 近藤
DF 溝渕(期限付き)
DF 杉山(期限付き)
MF 町田
MF サリーナス
FW 清武
FW ラリベイ
FW 指宿


IN

GK 相澤
GK 鈴木
DF ベラスケス
DF 新井
MF 田坂
MF 堀米
FW 佐藤寿
FW アラン・ピニェイロ
FW クレーベ・ラウべ・ピニェイロ


人数は、ほぼ変わらず。
昨シーズン終盤の主力では、DF近藤、MF町田、FW指宿が退団。
代わって、課題の守備を補う存在として、ベラスケスが入団。
FWには、18年ぶりのチーム復帰となる寿人、ヴェルディで活躍したアラン、そして前線の核となるべくクレーベを獲得。


<予想布陣 4-3-3>

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ここまでのTGでは、昨年をベースに4-3-3が多く採用されている模様。
ポジション毎に割り振ると、各ポジションとも、激しい競争が今季も見込まれます。

■ゴールキーパー 佐藤優、大野、鈴木、相澤

佐藤優を軸に、大野が正GKを窺う形。
一昨年のオヘーダ、昨年のディエゴ獲得からも、佐藤優のパフォーマンスが十分と考えては居ないものの、特殊な戦術に適応できるGKの獲得が難しいと考えたか、正GK候補の補強はなし。鈴木選手は、これから戦術への適応次第。
DFラインが多国籍軍になりそうなので、コミュニケーションが昨年以上に大切に。

■センターバック エベルト、増嶋、鳥海、ベラスケス、新井

DFリーダーの近藤が抜け、再構築中。
課題の守備強化には、新外国籍選手・ベラスケスに期待。
一昨年のボムヨン退団以来、スピード不足が課題なので、ベラスケス、新井が、そこを補える選手であってほしい。
ただし、ベラスケスはベネズエラ代表で、代表召集の恐れも。

■右サイドバック ゲリア、田坂、山本真

昨年終盤にポジションを掴んだゲリアと、田坂が競う構図。
田坂、山本真は、右ウイングや、右のインテリオールでも出番があるだろう。

■左サイドバック 下平、乾

昨年夏に補強され、完全移籍となった下平が筆頭。
乾は、守備面の課題がまだ解消されていない。

■アンカー(中盤の底) アンドリュー、勇人ら

チームの心臓。攻守の要。
現状ではアンドリューと同じレベルでこなせる選手はいない。

■インテリオール(中盤の内側上がり目) 矢田、小島、工藤

基本は、矢田と小島の組み合わせだろう。茶島も候補。
彼らが、如何に得点に絡めるかが、今季得点力をどれだけ維持できるかの鍵。

■左ウイング 為田、アラン・ピニェイロ、本田

為田で無風かと思われたが、
アラン・ピニェイロの加入で2人のポジション争いになりそう。
他に、矢田、堀米、場合によっては乾がここで使われる可能性もある。

■右ウイング 茶島、堀米、(船山)

也真人の穴は、茶島が埋める事になりそうだ。
堀米は、茶島、為田とポジションを争い、
最初は途中出場で流れを変える役割になるかも知れない。
クレーベの加入で、船山が両翼のどちらかに流れる可能性も出てきた。

■フォワード 船山、寿人、クレーベ、大悟

昨年の布陣を踏襲するなら、船山を頂点としたゼロトップだが、クレーベを新たな軸に据えるなら、船山が左右どちらかのウイングにポジションを変える事になるだろう。

ただ、船山をサイドに置くと、良さが十分に発揮できない。
クレーベと船山を共存させる為に、システムを4-2-3-1にする現実策を、エスナイデル監督がシーズン最初から選択肢としていれば良いのだが。

寿人への期待は大きいが、3月で37歳。全盛期は過ぎている。
どうしても点を奪わなければいけないとき、切り札として使う事になるだろう。
年齢以上に動けるのなら、先発型の選手だけにスタメンで起用したいところ。


<予想布陣 4-2-3-1>


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クレーベ、船山を中央で起用し、
ボランチを2枚にするオプションはこんな感じ。
柔軟に選択できれば良いのですが。


<基本的な戦い方>

昨年終盤4試合をベースになるのでは。

守備の重心をやや下げてスペースが生まれるリスクを管理。
プレスでボールを奪い、ボールを細かく繋いでシュートチャンスを窺う。

昨年は、相手にペナルティエリアを固められると、スピードダウンして、ボールを回しているうちに失ってカウンターを喰らうシーンが多く見られた。

そうならないよう、今季はスピードアップして攻めきるクセをつけたい。
クレーベ、アランの「個」の力が、その為の鍵に。

重複するけれども、守備はトータルで改善を。

 ・ 単純なハイプレスから、プレスをかけるルールをより明確にした
   バランス重視のミドルプレスへ
 ・ ベラスケスら、個人能力での改善(足の速さと、読み)
 ・ 現実策としての4-2-3-1(ドイスボランチ)の併用

これらを徹底して、

「信じられないようなミスからの失点」
「サイドバックの裏が完全にフリーになっている」

そんな失点シーンは、今季はなくして欲しいもの。


<シーズンを通して>

高橋GMのインタビューにあるように、開幕から5試合が特に重要。

ここで今季を戦える自信をつけて、
夏場以降も昇格レースに留まりながら、シーズンを戦いたい。

年齢構成が高いジェフは、例年以上に夏場が山。
特に、琉球、鹿児島の連戦が真夏に組まれ、スケジュールも苦しい。


他クラブに目を向けると、本命は柏。
監督、選手構成とも、J2に落ちるようなチームではないチームがやって来てしまった。
彼らを軸に、降格組の長崎、一昨年の降格組の新潟、大宮、甲府など、例年以上に力のあるチームが多い。


「自分達のサッカーをすれば勝てる」と言い続けた昨年は14位。
この順位は、相手のジェフ対策が進んだ結果。
カモられた。

今季は、自分達のサッカーをやる為に、「相手の良さを潰す」事も必要だし、
現実的に勝ち点をもぎ取る為のサッカーもやらなければならない。

それが出来ずに、エスナイデル監督があくまで、
現実の成績を無視して、理想に拘るのならば、
シーズンの早い段階での監督交代や、J3降格もあり得るし、
その危機感はチームとして持っていなくてはならないと思う。

もちろん、そうならない為に、「理想」を抱きながらも、
一試合一試合、「現実」を見据えたサッカーで勝ち点を稼ぎ、
チームとして成長しながら、昇格の可能性を残しながら、シーズン戦い抜ければいい。
チームの為にも、サポや、応援する人の為にも、監督自身のためにも。


エスナイデル監督の3年目が実り多きものとなるように。
サポーターも、厳しい目でチームを見つめ、
一戦、一戦、一体で、全力で、スタンドから良い空気を届けたいもの。

良いシーズンにどうかなりますように。
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