天皇杯4回戦・札幌戦展望

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清水・柏のJ1勢が打ち倒された13日の天皇杯。
その様を見てから試合が出来るのは、幸いだと言えるだろう。


相変わらずメンバーは苦しい。要田の登録は間に合わず、ジェフアマで戦った芳賀・斉藤正も出場出来ない。けれども、メンバーを見渡せば前線を除いて十二分に闘えるメンバーは揃っているとも言える。J1の年間順位5位の市原が、J2で12位の札幌に対してやるべきは、どんな状況であっても力の差を見せて勝利する事だ。


<市原>
GK:櫛野
DF:斎藤、ジェレ、水本
MF:阿部、坂本、中島、村井、水野
FW:勇人、巻


<札幌>
GK:藤ヶ谷
DF:西嶋、曽田、西澤
MF:田畑、金子、上里、和波、砂川
FW:清野、相川


DFには大輔が戻って来た。ここまで好パフォーマンスを見せてきた水本、そしてジェレと堅陣を築く。中盤の両サイドには、水野・村井、中央の構成がやや微妙だが、坂本がボランチの一枚として入り、阿部もしくは中島がもう一枚のボランチ、もしくはトップ下に入る。最後に前線には、羽生の代わりとして勇人が入り、巻と組む。


札幌は、同じ3-5-2でぶつかる形になるが、成熟度でも個々の局地戦でもしっかり勝利したい。特に、巻はリーグ戦で2NDに入ってから得点が無い。ここで結果を出せなければ、FWが穴と言われても仕方が無いだろう。普段は周りに気を遣ってポストプレーを心掛けているが、この試合では得点だけをまず期待したい。


今季最後のタイトルに向けて、室蘭まで行くサポーターのためにも、中身のある勝利で応えて欲しい。